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2025年6月の2件の記事

2025年6月29日 (日)

QSO用にノイズキャンセリングヘッドホンを購入

失敗でした。

と言ってしまえば身も蓋もありませんが、
しっくりこなかった感じでした。

決して製品が良くなかったという訳ではなく (良い製品だと思いますよ) 、
ただ私の使い方には合わなかったかなという、一個人の感想です。


今回購入したのは、SONY製の WH-CH720N です。
コスパの評判も良さそうですし、有線接続もいけるので、
試してみることにしました。

20250629_0001

早速リグに繋いで試してみました。
ノイズキャンセリングを ON にすると、漏れ聞こえてくる外音がかなりなくなり、
微弱信号を受信時には効果があると感じます。

ただ、送信時には「音の遅延」が影響してきます。
Bluetooth 接続しないから、遅延は少ないだろうと考えていましたが、
これが間違いでした。

有線接続時にも A/D変換、DSP、D/A変換でそれぞれ遅延します。
遅延は数ms程度?で、通常の使用であれば気付かないレベルだと思います。
ただ、CW でキーヤーを打とうとすると、この僅かな遅延の影響で、
何か打ちにくいのです。
言葉では表しにくいのですが、この打ちにくさが嫌〜な感じなのです。

サイドトーンで聞きながらパドル操作をしているので、音が遅延するため、
パドルを離すタイミングが、ワンテンポ遅れるのでしょうね。
30wpm以上だと、打ち間違いがかなり増えてきます。

これはこれで慣れてしまうと、パドル操作もできるようになるのでしょうが、
ノイズキャンセリングのない状態に戻すと、またおかしくなってしまいそうです。

 


SSB や FM など、フォーンでの使用でもイマイチでした。
いつも送信音をヘッドホンでモニターしているのですが、
ノイズキャンセリングを ON にすると、遅延したヘッドホンからの音と、
骨伝導で聞こえてくる自分の声が合わさり、エコーが掛かったように聞こえます。
これも聞いていて気持ち悪いし、喋りにくい感じがします。

 


ノイズキャンセリングを OFF にすれば、上記のようなことはなくなりますが、
かなり隠った音になり、少し了解度が悪くなってしまいます。
密閉型ヘッドホンなので、仕方がないのでしょうね。

ノイズキャンセリングは、ノイズ除去だけでなく、かなり音作りもしているというのが
よくわかりました。

 


現在ヘッドホンは、ゼンハイザーの HD-599 を使っており、これが好みの音です。
https://ji3csh.air-nifty.com/blog/2020/01/post-b937ca.html

ローカルラグチューのときは、結構快適です。
しかし開放型なので、外音が筒抜けで聞こえてくるため、微弱信号の受信には向いていません。

2025年6月 1日 (日)

電波の日は久しぶりに10MHz帯でQSO

2025 年 6 月 1 日 の QSO
10 MHz 帯
  CW  10 局
  FT8   7局

 


6 月 1 日は電波の日。
日曜日でもあり、せっかくなので普段電波を出していないバンドで QSO しようと、
10 MHz 帯に出てみました。

昼過ぎの 2 時間程度で 17 QSO、そこそこ楽しめました。
バンド内も国内局で賑やかでした。

CW は、のんびりラバースタンプ QSO をさせていただきました。
QSO いただいた各局、ちゃんとお付き合いいただき、ありがたかったです。
各局からのホレ?はありませんでしたので、欧文 QSO のみでした。

アンテナは、ベランダから突き出したマイクロバートアンテナ。
カウンターポイズ代わりの同軸ケーブル引き回しが難しかった。
試行錯誤で、何とかチューナー無しで VSWR ≒ 1 にすることができました。
久々に引っ張り出してきたので、勝手が分かりませんでした。

20250601_0001

エレメントのアルミパイプが太くて重たいので、
モービルホイップとして作り替えても良さそうな気がします。
(気が向いたら...) 作り替えてみたいです。

QSO いただきました各局、ありがとうございました。

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