エレキーのパドル用接続コードで不具合
最近 CW で運用するときは、
一昨年購入した GHD 社の GD607F と自作のエレキーを使っています。
パドルとエレキーを接続するコードは、
千石電商で買った "φ6.3ステレオケーブル 1.5m" (たぶんこれ) の片側のプラグを切り落とし、
Y 型圧着端子 1.25Y-3.5 を付けたものを使っています。
昨日 430 MHz の CW で運用中、突然長点の送出が止まらない現象が起こりました。
パドルから接続コードを外しても、連続長点送出の状態のままです。
エレキーから接続コードのプラグを抜くと、ようやく止まります。
どうやら、この接続コードで線が短絡しているようです。
いちばん怪しいフォーンプラグの部分をチェックし、ハンダ付けし直しました。
写真に撮り忘れましたが、元々のフォーンプラグの加工状態は悪く、
お世辞にも品質が良いとは言えないような状況でした。
フォーンプラグ部分を再加工しても、上記の症状は変わりません。
プラグからコードを切り離し、プラグ単体でエレキーに挿すと、問題は起こりません。
よって、コードの途中で線同士が短絡していることになります。
マルチメーターで抵抗を測っても、ほぼ 0 Ω でした。
コードの途中をいろいろ触っていくと、短絡 / オープン の症状が変わる場所があります。
コード (ケーブル) の故障は、大半が断線ではないでしょうか。
今回のように、外皮の内側で線同士が短絡するような故障は希に思います。
線の絶縁体被覆がもともと裂けていたか、脆かったのでしょう。
この "φ6.3ステレオケーブル 1.5m" ですが、
フォーンプラグ部分の加工にしても、コード部分の品質にしても、
とても安心して使えるような代物ではないと感じました。
もう二度と買いません。
昔から使っているパドル、Bencher BY-1 に接続しているコードですが、
よく見るとフジクラ製です。
40 年以上使用し、何遍も曲げたり伸ばしたりしているはずですが、
未だに断線や短絡などの不具合は発生していません。
やっぱり、安心のフジクラ製ですね。
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