JT_Linker Ver.2024.09.26 をインストール
WSJT-X のデータを Turbo HAMLOG へ転送するのに、
JA2GRC OM が開発された JT_Linker を使わせていただいています。
Turbo HAMLOG にも JT-Get's という同様のことができる機能が搭載されていますが、
JT_Linker の方が使い慣れているので、私はこちらの方を使い続けています。
新しいバージョン (Ver.2024.09.26) が正式リリースされたということで、
早速インストールしました。
設定されているデータはほぼ引き継がれますので、そのままでもとりあえず使えます。
でも前バージョンから動作が変わってしまったところがありました。
自分のメモ用として、Remarks2の欄にリグやアンテナなどの情報を記入しています。
Setup の Remarks タブで、Remarks2 の欄 (下図の青点線で囲った部分) に
「リグ+アンテナ 定格出力」の組み合わせをあらかじめ入力しておくことにより、
トップ画面で Remarks2 のプルダウンメニュー (上図の青点線で囲った部分) から
選択することができ、データ転送時にその情報が Turbo HAMLOG の Remarks2 欄に
反映されます。
しかし、今回のバージョンでは、トップ画面のプルダウンメニューで選択していても、
Turbo HAMLOG の Remarks2 欄に反映されなくなってしまいました。
今回の変更点については、
JA2GRC OM のホームページからリンクされたブログにいろいろと記載されており、
それを参考に設定内容を変更しました。
Setup 画面に、Rig Info. というタブが設けられ、
赤点線で囲った部分にリグやアンテナの情報を記入するようです。
下半分の Rig No. にリグを、Ant No. にアンテナを入力し、
上半分の Rig Info. の部分にはバンドごとにリグとアンテナの組み合わせを
%Rig1% + %Ant1% のように入力します。
おそらく %Rig1% + %Ant1% ではなくリグ名やアンテナ名を直接入力しても
問題ないと思われますが、入力文字が長くなるのでこのような記述の方が
良さそうに思います。
以上のように設定しておくと、Remarks タブの Remarks2 欄に何も入力していなくても、
各バンドに対応した Rig Info. の情報を、下図の赤点線で囲った部分のように
Turbo HAMLOG に Remarks2 欄に反映させてくれます。
今までは、バンドチェンジをするごとに、Remarks2 のプルダウンメニューで
リグやアンテナの情報を設定し直す必要がありました。
ときどきその設定を変更し直すのを忘れ、あとで Turbo HAMLOG の情報を
修正しないといけなくなるということもありました。
今回のバージョンでは、上記のように設定しておけば、
バンドチェンジしても自動的に対応する情報を転送、反映してくれるので、
設定ミスがなくなり助かります。
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