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2023年6月 5日 (月)

WSJT-X 2.7.0-rc1 と FT-991A の組合せで不具合

この週末、一年一ヶ月ぶりに FT-991AM を引っ張り出してきて、QRV しました。
(2022 年の関西 VHF コンテスト以来です...)

 


144 MHz 帯 FT8 で運用しようとしたのですが、どうも動きが変です。
WSJT-X のバージョンは最新の 2.7.0-rc1 です。

動作がかなり緩慢です。
WSJT-X のプルダウンメニューでバンドを選択すると、リグの周波数は直ぐにセットされますが、
WSJT-X の周波数表示は 5 〜 10 秒ぐらいして、やっとちゃんとした周波数表示になります。
また、Tune ボタンを押しても、 5 〜 10 秒ぐらいしないと送信状態になりません。

こんなに緩慢な動作だと、FT8 では 1 シーケンス終わってしまいます。

 


ネットで調べていると、JP1LRT 局が WSJT-X 2.7.0-rc1 の CAT不具合について記事を書いておられました。
http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2023/05/19/9587295

記事では ICOM のリグで CAT エラーが発生しているようで、
hamlib ファイルを置き換えることで対処できるそうです。

 


FT-991AM は YAESU であり、メーカーが違います。
ダメ元で hamlib ファイルを置き換えてみましたが、改善はしませんでした。

仕方なしに、WSJT-X 2.6.1 GA 版に戻してみたら、FT-991AM でちゃんと動作するようになりました。
ちなみに、TS-2000SX や TS-590S など、KENWOOD のリグでは WSJT-X 2.7.0-rc1 でも正常に動作しています。

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