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2023年5月 6日 (土)

デジタルモードのDT

今さらかも知れませんが...

デジタルモード (最近では FT8 が多い) で、
信号が強く入っている割に応答率が悪いなと感じることが時々あります。

混信の影響を受けている、相手局の周波数ウィンドウに入っていないなどの原因もありますが、
送信の時刻 (DT) がズレていることも少なくありません。

 


先日運用したときの、Band Activity 画面です。

これは、7 MHz 帯の国内局。DT -1.5 秒の局がいます。
S/N 比が -7 dB ですが、こちらではデコードできています。

20230506_0001

これも 7 MHz 帯の国内局、DT が +2.0 秒の局がいます。

20230506_0002

これは 24 MHz 帯の海外局、DT が +2.2 秒の局がいます。

20230506_0003

これも 24 MHz 帯の海外局、DT が +2.5 秒の局がいます。
これだけズレていると、信号を聞いていてもシーケンスのタイミングが大きくズレていると感じます。

20230506_0004

どこまで DT がズレてもデコードできるか、ちょっと興味が有ります。

 


こちらでは何とかデコードできていますが、
相手方でこちらの弱い信号をデコードできていない可能性が高いと思われます。

こちらの DT が正確かと言うと、若干不安なところはありますが、
Windows の起動時から常駐させているソフトで、5 分ごとに NICT の時刻サーバーに同期させているのと、
Band Activity ウィンドウを見て、DT の分布状況 (若しくは有名な方の DT ) から、
大丈夫そうだと判断しています。

 

ネットを調べると、BktTimeSync という時刻同期ソフトで強制的に時間をずらすことができる (便利な?) ものもあるようです。
受け売りになりますので、ここでは詳細は記しません。

有名な方は、DT が大きくズレている局に対して、敢えて時間をずらしてコールしておられるようです。
ネットで調べるまではそのようなソフトの存在を知りませんでしたので、
Windows の時刻調整で何とか合わせようと苦戦したこともありますが、上手く行きませんでした。

早速私も、 BktTimeSync を入れてみようと思います。
しかし、時刻を正確に合わせることが基本なので、使うのは最小限に留めたいです。
(時刻をずらした後、戻すのを忘れたままになるのを防ぐため)

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コメント

先日からQRVしているDX0NE(=1S)がまさにその状況で、
3秒以上ずれているため普通にはデコードできません。
(普通にずれていない時もあるのですが・・・)

ですので面倒ながら、Windowsの時刻をわざとずらして
呼んだりしてます。(おかげで空いてていいのですが)

それはそうと、先日10mに出ておられたのをお見掛けしました。
こちらでは見えないところとQSOされてたりするのを
指をくわえてみてました。

D2はなかなか苦戦してまして、コールバックあっても後が続かないこと
数回・・・です。(15mではQSOしていますが・・・という負け惜しみを書きますが)

3Cは今の時期、15mの朝の時間(JSTで6時台あたりから強く聞こえてます。
非常にアクティブに出ていますので、機会があればぜひ。

珍しいところが DT ズレで出ているとき、慣れておられるかたは DT をずらしてサクッと QSO されていたので、どうやって時刻をずらしているのかなと思っていました。
10 m の FT8 は実は初めてでしたが、12 m よりは聞こえない/飛ばない感じでした。
D2 はこちらも苦戦しました。12 m では何度コールしても反応無し。
10 m も EU の壁が厚かったですが、 +8 dB ぐらいに上がってきたところで、オンフレから少し下のところでようやく引っかかりました。
今回 15 m ができなかったのが残念ですが、またチャレンジしてみます。

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