HFV-5 の調整エレメント長 (18 MHz 帯、21 MHz 帯、24 MHz 帯、28 MHz 帯)
いちおうノートにはメモってあるのですが、
ノート自身がぐちゃぐちゃで情報があちこちバラバラに書かれており、
毎回どこに書いてあるのかを見つけるのが面倒くさいので、
備忘録としてまとめておこうと思います。
(実際の検討は、ブログを書き始めた 11 年ほど前に行っています)
・調整エレメント長の定義は、HFV-5 の短縮コイルユニットの先に付けるエレメントの長さ。
(HFV-5 の取扱説明書にも記載されています)
・モノバンド仕様 (主エレメントの先に付ける短縮コイル+先端エレメントは一つ)
・インピーダンスマッチング回路 (ヘアピンスタブ) を付けることが前提
周波数帯 [MHz] |
ターゲット周波数 [MHz] |
短縮コイル ユニット |
先端エレメント長 [cm] |
エレメント調整感度 [kHz/cm] |
ヘアピンスタブ |
18 | 18.10 | 21MHz用 | 35.5 | 約140 | 3cm幅、26.1cm長 |
21 | 21.10 | 17.5 | (※) 約200 | ||
24 | 24.90 | 28MHz用 | 20.1 | 約250 | |
20.5 | 3cm幅、19.5cm長 | ||||
28 | 28.10 | 9.0 | (※) 約340 |
(※) HFV-5 取扱説明書の値を引用
再現性はある方だと思いますが、設置環境により先端エレメント長は変わってくるはずです。
ただ、調整開始の目安にはなるかと考えています。
ベランダに取り付けると、どうしても給電インピーダンスが下がってしまい、
ヘアピンスタブによるインピーダンスマッチングが必要ですが、
ヘアピンスタブを付けなくても良い場合は、若干調整エレメントは長くなると思います。
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