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2023年5月27日 (土)

HFV-5 の調整エレメント長 (18 MHz 帯、21 MHz 帯、24 MHz 帯、28 MHz 帯)

いちおうノートにはメモってあるのですが、
ノート自身がぐちゃぐちゃで情報があちこちバラバラに書かれており、
毎回どこに書いてあるのかを見つけるのが面倒くさいので、
備忘録としてまとめておこうと思います。
(実際の検討は、ブログを書き始めた 11 年ほど前に行っています)

 


 

・調整エレメント長の定義は、HFV-5 の短縮コイルユニットの先に付けるエレメントの長さ。
 (HFV-5 の取扱説明書にも記載されています)

20230527_0001

・モノバンド仕様 (主エレメントの先に付ける短縮コイル+先端エレメントは一つ)

・インピーダンスマッチング回路 (ヘアピンスタブ) を付けることが前提

 

周波数帯
[MHz]
ターゲット周波数
[MHz]
短縮コイル
ユニット
先端エレメント長
[cm]
エレメント調整感度
[kHz/cm]
ヘアピンスタブ
18 18.10 21MHz用 35.5 約140 3cm幅、26.1cm長
21 21.10 17.5 (※) 約200
24 24.90 28MHz用 20.1 約250
20.5 3cm幅、19.5cm長
28 28.10 9.0 (※) 約340

(※) HFV-5 取扱説明書の値を引用

 


再現性はある方だと思いますが、設置環境により先端エレメント長は変わってくるはずです。
ただ、調整開始の目安にはなるかと考えています。

ベランダに取り付けると、どうしても給電インピーダンスが下がってしまい、
ヘアピンスタブによるインピーダンスマッチングが必要ですが、
ヘアピンスタブを付けなくても良い場合は、若干調整エレメントは長くなると思います。

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