2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

リンク集

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月の4件の記事

2022年7月24日 (日)

WSJT-X 2.6.0-rc2 をインストールしました

7/21 に WSJT-X 2.6.0-rc2 がリリースされたようなので、早速インストールしてみました。
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html

アップデート内容はリリースノートに記載されています。
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/Release_Notes.txt

リリースノートの WSJT-X 2.6.0-rc2 部分冒頭に
 WSJT-X 2.6.0 Release Candidate 2 brings a number of improvements as
 well as some bug fixes.
と書かれてあるので、改善に期待したいです。

以下リリースノートより抜粋ですが、

- Settings for T/R period and Submode are now remembered by mode when
  you switch directly between (for example) MSK144-15, Q65-60A,
  JT65C, or FST4-120.

- Tx and Rx audio frequencies are remembered and restored when you
  return from a mode that sets a default frequency of 1500 Hz
  (MSK144, FST4W, Echo, WSPR, FreqCal) and then switching back to
  FT4, FT8, Q65, JT65, or FST4.

などは、MS や EME もされる方には、ありがたい改善ではないでしょうか。
私もごく希ですが、MSK144 を使うときがありますので、大変助かります。

 


早速 WSJT-X 2.6.0-rc2 を使ってみました。
使用期限は、-rc1 と同じく、11月30日のようです。

20220724_0001

ヘビーな使い方をしていないので、細かいところまでは分かりませんが、
実際の交信で使用しても、特に不具合は見られませんでした。

2022年7月18日 (月)

5V単電源 ウィーンブリッジ発振回路の検討

ちょっと前に、単電源のウィーンブリッジ発振回路を検討しました。
前回は電源電圧は 9 V で検討したのですが、今回は 5 V で動作させることを考えてみました。

前回同様、回路を組む前にシミュレーションでの検討を行います。

 


前回検討した回路は、下図になります。

20220529_0001

この回路のままで単純に電源電圧を 5 V に下げても、まともに動作しないと考えます。

まず、オペアンプは入出力ともに rail to rail のものを選んだ方が良いと思います。

さらに、Q3 のエミッタフォロワは、入れることができません。
AGC の掛かる出力振幅が、Q3 の VBE の倍 (約 1.4 V) だけ大きくなり、
回路のダイナミックレンジ的に厳しくなってしまうからです。

ピーク検波回路も、Q2 のエミッタフォロワでは無く、
VFの小さい検波用ダイオードの方が良さそうです。

前回の回路で、歪みが増えてしまった原因を考えました。
それは、AGC 制御用の J-FET Q1のソース側に抵抗を移動させたことでした。
ソース側に抵抗を入れることにより、AGC 制御のゲインが下がって、
AGC 電圧のリップルが出力信号に変調を与えてしまい、
結果として出力信号の歪みになっていました。
抵抗は Q1 のドレイン側に入れないと駄目なようです。

 


そこで検討したのが、次のような回路図になります。
(結局、ほぼ基本形に戻ってしまいました)

20220718_0001

オペアンプは、5 V で動作する入出力 rail to rail の AD8539 です。
また、ピーク検波用ダイオード D1 は、VFの小さい検波用のショットキーダイオード RB876W です。
これらはシミュレーションを行う上で、LTSpice のモデルの中から適当に見つけたものを選んだだけです。

Q1 のソース側には +V/2 のバイアスを与える必要がありますが、
前述のとおり抵抗を入れると歪みが悪化するので、
適当に 1 kΩ + 1 kΩ の抵抗分圧 + 1 µF のパスコンとしてみました。
発振回路のゲインを決める抵抗 R8 はドレイン側に戻しています。

 

この回路で、シミュレーションした結果は次のようになります。

20220718_0002

波形の拡大図は、

20220718_0003

発振波形の振幅は 2 Vpp 強となっていますが、
これは R8 を 4.92 kΩ という値に調整した結果です。

R8 を小さくすれば振幅が大きくなり、
回路のダイナミックレンジに達したら波形が潰れ、矩形波っぽくなっていきます。
また、R8 を大きくすれば振幅が小さくなり、発振が止まってしまいます。
R8 の設定は、結構微妙です。

 

FFT も掛けてみました。

20220718_0004

二次歪は -70 dB 程度で、問題ないと思います。

 


さて、CW キーヤーのサイドトーンとして、出力信号を断続させる必要があるのですが、
前回の回路で検討した Q3 が使えなくなってしまったので、別の方法で実現させる必要があります。

ベタな回路でダサいのですが、アナログスイッチで出力信号を断続させることにしました。

20220718_0005

シミュレーションでは、LTSpice のモデルに有った ADG821 を使いましたが、
実際は 4052 や 4066 などの汎用 IC を使っても良いと思います。

バッファとイヤホンやヘッドホンなどのドライブを兼ねて、後段に反転アンプを設けました。
R10 を可変抵抗にして、音量調整すれば良いかと考えています。

 

この回路でシミュレーションしてみました。

20220718_0006

拡大図は、

20220718_0007

目論見どおり、信号の有無でバイアス電圧の変化がなく、動作しています。
信号の切り替わり部分が急峻なので、後段の反転アンプに軽い LPF を追加しても良いかも知れません。

 


9 V および 5 V の単一電源で動作するウィーンブリッジ発振回路が検討できましたので、
9 V 用のオペアンプとして NJM4556AV、5 V 用として AD8532AR を入手しました。
また、ピーク検波用のダイオードとして、1N60 (ショットキーダイオード型) も入手しました。
AGC 制御用の J-FET は、以前に入手した 2SK208 を使う予定です。

 

さて、9 V、5 V、どちらで作ろうか迷っています。

2022年7月17日 (日)

430 MHz 帯用 50 Ω:50 Ω 強制バランの製作 (2個目)


先日 430 MHz 帯用 50 Ω:50 Ω 強制バランを作りましたが、
再現性の検証を兼ねて、7 エレ スクエアループアンテナ用に 2 個目を作ることにしました。

<参考記事>
430MHz帯用 50Ω:50Ω 強制バランの検討(その1)
430MHz帯用 50Ω:50Ω 強制バランの検討(その2)
430MHz帯用 50Ω:50Ω 強制バランの検討(その3)
430MHz帯用 50Ω:50Ω 強制バランの検討(その4)
430MHz帯用 50Ω:50Ω 強制バランを 7エレ 1λヘンテナに組み込み

 


以下は、設計の備忘録として記しておきます。

■ バランの構成

U バラン+マイクロストリップライン
・U バラン:不平衡 ⇔ 平衡 変換、50 Ω ⇔ 200 Ω 変換)
・マイクロストリップライン:平衡型 1/4 λ、200 Ω ⇔ 50 Ω 変換)

 

■ U バラン

3D-2V を使用。
長さは 1/4 λ × 波長短縮率 (0.67) だが、要調整。

 

■ マイクロストリップライン

1.6 mm 厚 片面銅箔のガラスエポキシ基板を使用。
パターンは、カッターで切って不要部分を剥がした。
寸法図は以下のとおりだが、長さは調整が必要。

20220716_0001 

 

■ コネクタ

トーコネ製 パネル取付タイプのN型レセプタクル N-R を使用

 

■ コネクタ取り付け金具

1 mm 厚の銅板で作製
寸法図は以下のとおり。

20220716_0002 


完成したバランです。
測定用に、50 Ω の負荷抵抗を付けています。

20220716_0003

 

U バラン 3D-2V の長さは調整の結果、前回と同じく 222 mm で OK でした。
前回と同じ同軸ケーブルを使用したこともあり、再現性は良かったです。

一方で、マイクロストリップラインの長さは、前回 64 mm だったのに対し、
今回は 70 mm となりました。
(上記の寸法図は、今回の調整結果の値を反映しています)

再現性が良くなかった要因は幾つかありますが、
おそらくマイクロストリップラインの幅 (5.5 mm) の仕上がりが、
バラついていたのではないかと考えています。

 

調整後のNano VNA での測定結果です。
まずまずの結果となりました。

■ スミスチャート

20220716_0004

■ インピーダンス

20220716_0005

■ VSWR

20220716_0006 

後日、クランプを作って、7 エレ スクエアループアンテナに組み込みたいと思います。

2022年7月 3日 (日)

6m AND DOWN コンテスト 2022

梅雨らしい雨の季節もほとんど無く、一気に夏になってしまったという感じで、
体が付いていかず、かなりバテ気味のこの頃です。

この週末は 6m AND DOWN コンテストでしたが、
いまいち体調が優れず、また無線以外の用事もいろいろあるので、
フル参加は諦めて初日だけの運用にすることにしました。

ここのところしばらく 144 MHz 電信部門に出ていましたが、
今回は初日だけの運用ということもあり、珍しく 1200 MHz 電信部門 で出ることにしました。

 


21:00 のスタートダッシュを逃すと、
マルチバンドでの参加局が別の周波数に移ってしまい、
一気にバンド内が静かになってしまうので、
急いでリグとアンテナを準備し、なんとか開始 10 分前に完了。

21:00 からスタート。
CQ 局を呼びに回りますが、聞こえてくるのは 2 〜 3 局です。
一通り QSO が済んで、しばらくバンド内をぐるぐるダイヤルを回しても、
先ほどの CQ 局以外は聞こえてきません。
こんな時にバンドスコープのあるリグは羨ましく思います。

CQ を出してみても、空振りの連続です。
それでも何とか 21 時台は 10 局、22 時台は 2 局と QSO できました。

でもその後が続きません。
休憩など挟みながら、ワッチ / CQ を繰り返しましたが、
局数は増えませんでした。

日付が変わったところで、疲れもあったのか睡魔に襲われましたので、
運用を終了することにしました。

20220703_0001

 


結果は、12 QSO × 6 マルチの 72 点です。
本当に「ただ参加しましたという」だけの情けない結果でした。

20220703_0002

3 エリア以外のマルチは、19 と 29 が取れました。
09 も聞こえたのですが、別の局をコールされていたようなので
QSO できませんでした。残念です。

20220703_0003 

Hamlogにデータを取り込み、eQSLccにアップロード済みです。
ログも提出しました。

QSO いただきました各局、ありがとうございました。

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »