50 MHz 帯 FT8 でフィジーと QSO
一昨日に続いてですが、昨日も 50 MHz 帯での QSO を楽しみました。
Es も出て 50.313 MHz の FT8 も賑やかになり、
沖縄や台湾、中国などとの QSO ができました。
そんな中、突然 Band Activity ウィンドウに紫色のラインが表示されました。
すごく目立ちます。
見てみると、3D2AG 局 (フィジー) の CQ です。
でも、私の設備では非常に弱く -20 dB 程度でしたので、QSO できる気がしません。
一回見えただけで、その後はデコードしませんでした。
やはりダメかと、その時は諦めました。
その後しばらくして、また 3D2AG 局をデコードするようになりました。
途切れ途切れですが、今度は何回かデコードしています。
しかし、帯域内に強い信号が幾つかあり、AGC が掛かって信号が抑圧されてしまっています。
何とか QSO したいので、リグの IF 帯域を絞って信号を浮き上がらせようとしました。
今回使用しているリグは TS-590S で、USB (Upper Side Band) - DATA モードに設定しています。
3D2AG 局の DF は、私の設備では 2545 Hz 付近です。
なので、SHIFT を 2210 Hz、WIDTH を 600 Hz に調整して、信号を浮き上がらせようとしました。
IF 帯域を絞った効果はあり、信号は -8 dB 程度まで浮いてきました。
後はコールするだけです。
でもやはり、コールしても呼び負けてしまいます。
送信の DF を少し変えて、2 回目のコールで赤色のラインが表示されました。
このワクワク感は何回味わっても良いものです。
運が悪いことに、狭めた IF 帯域内に近隣局の強い信号 (DF 1800 Hz 付近に 25 dB の信号)
が入ってきて、3D2AG 局の信号が抑圧されて -24 dB になってしまい、
ぎりぎりデコードできている状態になってしまいました。
それでも何とか 「a2」が付きながらもデコードでき、
73 まで確認することができました。
メイン VFO で少し高い周波数にずらし、もう少し WIDTH を絞ったら良かったと思いました。
フィジーは全バンド通じて、初めての QSO でした。
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