1200 MHz 帯 16 エレ八木 (コメット製 CYA-1216E) の SWR
1200 MHz 帯のアンテナはコメット製の 16 エレ八木 (CYA-1216E) を使っていますが、
1200 MHz 帯に対応した SWR 計やアンテナアナライザなどの計測器を持っていなかったので、
これまでは VSWR を測ったことがありませんでした。
昨年 NanoVNA を入手しましたので、(少々怪しい感じはしますが) 1200 MHz 帯のアンテナも
測定できる環境ができました。
今回 QSO パーティーで 1200 MHz 帯のアンテナ CYA-1216E を準備したついでに、
NanoVNA で VSWR を測ってみました。
結果は下図のとおりです。
メイン周波数の 1295 MHz では VSWR が 1.65 : 1 と少々高めです。
CW や デジタルモードの周波数まで含めると、VSWR は 1.5〜1.8 : 1 です。
CYA-1216E の取扱説明書では、1.5 以下と書かれていますので、
私のアンテナの設置条件 (建物の影響) が悪いのか、経時劣化したのかは分かりませんが、
本来の性能は出し切れていないようです。
VSWR が 1.5 : 1 以下は、周波数が低い方へシフトしてしまっているように見えます。
ただでさえロスが発生しやすい周波数帯なのに、ミスマッチしたアンテナでは期待が持てませんね。
調整法があれば良いのですが 、調べ切れていません。
今回分かった事実が、1200 MHz 帯のアンテナ自作のきっかけになるかも?
と前振りしても、実行力が伴わないのが残念なところです。
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