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2021年9月の3件の記事

2021年9月21日 (火)

関西 VHF コンテスト 2021 の結果

気にしていなかったので気付かなかったのですが、
2020 年関西VHFコンテストの結果が発表されていますね。

http://www.eonet.ne.jp/~ja3-test/result/2021_Kansai_VHF_kekka_rev1.htm

コンテストに参加していると、年々局数が減って寂しくなっているような気がしますが、
結果の「ログ提出局の推移」を見ると、ここ 7 年はさほど大きな変化は無いようです。

ログを出されない局 (コンテストには参加せず、ナンバー交換だけサービスしていただける局)
が減ってきているのでしょうかね。

2021年9月20日 (月)

XPO コンテスト 2021

昨年に続き、今年もちょっとだけ参加しました。

昨年の記事でも書きましたが、現在メインで出ているV/UHF 帯では、
このコンテストはイマイチ盛り上がらず、参加へのモチベーションが上がりません。

さらに、最近はコンテストへの参加意欲も低下してきているので、
今回のコンテストは出るか出ないか、今日の昼頃まで迷っていました。

午前中は 144 MHz 帯の FT8 で遊んでいたので、そのままコンテストに参加しても良かったのですが、
少し趣向を変えて 7 MHz 帯の CW に出てみることにしました。

 


ボツボツと 7 MHz のマイクロバートアンテナを準備し、出られるようになったのが 12:30 過ぎ。
さすがにバンド内は賑わっています。

アンテナがショボく電波が飛ばないので、CQ を出しても周りに埋もれて潰されてしまうだけです。
なので、今回は呼び回りに徹することにしました。

運用時間は約 1 時間 30 分。
呼び回りだけで 40 QSO に到達したところで、運用を終えました。

20210920_0001

結果は 40 QSO、24 マルチで 960 点でした。

20210920_0002

8 エリア、9 エリアの呼び回っている局は聞こえていましたが、
CQ を出している局が見つからず、結局 QSO できずじまいでした。
CQ 局にコールしても、返ってくるのが 7 割程度で、中には QRZ ? すら返ってこない局もいました。
何度も聞き返して、やっとこさで QSO いただいた局もおられ、そのときは感謝感謝です。
やはりマイクロバートでコンテストに参戦するのは厳しいです。

20210920_0003

いちおう、電子ログは提出済みです。
eQSL もデータアップロードしておきました。

2021年9月12日 (日)

リグのDC電源コードでの発熱

ちょっと前のことですが、コンテストでの運用を終えてリグを片付けようとしたときに、
DC 電源コードが熱を持っていることに気がつきました。
それ以来、DC 電源コードでの発熱や電圧降下が気になり出しました。

 


昨晩、430MHz FM で QSO していたときにその話をしたところ、
リグの種類は違えど、やはり同じような状況であるとのことでした。

私のリグは TS-2000SXで、QSO の相手方は IC-9700 をお使いでした。
430 MHz FM で 50 W 送信していると、みるみるうちに DC 電源コードが発熱します。
定量的ではないですが、「熱いに近い暖かい」ぐらいの温度感ということで、
お互いの見解が一致しました。

まあ、精神衛生上はあまりよろしくないです。

 


写真は TS-2000SX の DC 電源コードです。

20210912_0001

圧着スリーブを鋏んで左側がリグ側、右側は DC 安定化電源側です。
リグ側の電源コードは、ビニル被覆線が 2 パラになっています。
発熱する箇所は、圧着スリーブの部分と右側の単線 (単芯ではない) の部分です。
まあ、大体想像はつきますね。

単線に変換しているのは、ヒューズ BOX を噛ましているからでしょうか。

20210912_0002

このヒューズも、まあまあ発熱します。
ヒューズの抵抗値はどんなもんか調べてみたら、25 A 品で 3 mΩ 弱のようです。

参考:太平洋精工 BFAT-D 型 カタログより
https://www.pecj.co.jp/fuse/files/PEC_BFAT-D_jp.pdf

 

3 mΩ ってごく僅かのように感じますが、25 A も電流が流れると、
 3 mΩ × 25 A = 0.075 V
の電圧降下が生じ、
 3 mΩ × 25 A × 25 A = 1.875 W
の電力が損失し、熱に変わります。

+側、ー側ともにヒューズが入っていますので、合計で 4 W 弱の電力が損失しています。
結構バカにならないですね。

電源コードや圧着スリーブの抵抗、ヒューズ BOX での接触抵抗も有りますし、
電源コードが痛んでたりしたら抵抗値が大きくなるので、余計に電力損失 (発熱) してしまいます。

 


ヒューズを付けなければ、ビニル被覆線 2 パラ部分から電源供給することができ、
電圧降下や電力損失 (発熱) を抑えることができるのでしょうが、非常に危険でリスクが高いため、
絶対にやってはいけないことです。

DC 電源コードでの発熱はメーカーの想定内のことでしょうし、
触れないぐらいに異常な発熱や発煙などなければ、(精神衛生上よろしくないですが)
このまま使っても大丈夫なんでしょう。

また、電波法第五十四条第二項の観点から、必要最小限にパワーを落として送信するように
普段から心がけるべきだと思います。

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