ACライン用コモンモードフィルタのケース更新
30 年ほど前に、ハムショップマッコイ (だったと思います) の通信販売で購入した
AC ライン用コモンモードフィルタ MAF-20 です。
元々は AC コードも AC アウトレットも付いていませんでしたが,
ケースを加工して使いやすいようにしていました。
長年使ってきたので,ケースが割れてきたり,AC アウトレットの内部端子が曲がってきたり,
AC コード部分のゴムブッシュがちぎれてきたり、かなりガタがきていました。
そこで、ケースを交換することにしました。
まずは、AC ライン用コモンモードフィルタを取り外します。
このコモンモードフィルタは、いわゆるキャンセル巻のタイプです。
フィルタの両端には、元からコンデンサが付いていませんでした。
リニアアンプ用に、電流容量の大きい AC ライン用コモンモードフィルタ (型番は失念) も
同時に購入しましたが,そちらはフィルタの両端にコンデンサが付いていたと思います。
実家のどこかで眠っているはずです。
元のケースと同じものが手に入らなかったので、今回はテイシンの TB-54-B を購入しました。
幅,高さが一回り大きいものになります。
AC アウトレットも新調しました。
元のケースに収めていたときは、クッションになるようなものは入れてなかったので、
フィルタのビビり音 (特に PC の AC アダプタを接続したときに顕著) が気になりました。
なので、ケースの底面と蓋の裏面に、緩衝材になりそうなものを貼り付けました。
AC ケーブルとフィルタ,AC アウトレットとフィルタの接続部分、
すなわち AC 100 V がむき出しになる部分には、自己融着テープを巻いて保護しておきました。
熱収縮チューブがあれば良かったのですが,手持ちが無かったので...
見てくれは良くないですが,気休め程度にはなるかと思います。
こんな感じで完成です。
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