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2021年1月の6件の記事

2021年1月31日 (日)

WSJT-Xの設定をリセットしてしまいました

久しぶりに FT-991AM で運用しようと準備したのですが、
どうもリグと PC (サブ機の MacBook Pro) の接続が不安定です。

ごそごそ WSJT-X の設定を触っているうちに、
Configurartions のメニューで Reset をしてしまいました。
Configureration は FT-991A 用しか設定していなかったので、
Clone とかでコピーして元に戻すこともできませんでした。

 

仕方が無いので、固定局用として使っている メイン機 (iMac)で WSJT-X を立ち上げ、
File → Settings... の設定画面を見ながら、一つ一つ設定を戻していきました。
Radio タブの部分はリグに依存するので、ネット情報も参考にしました。
何やかんやで 30 分ぐらい掛かり、ようやく運用できる状態に戻りました。

 

今後もこのようなことがあってもすぐに設定を戻せるように、
Clone で設定のバックアップも保存しておきました。

また、Settings... の設定画面を開きながら、全てのタブについてスクリーンショットを撮り、
Word に貼り付けて保存しておきました。
これを見ながら同じように設定すれば、手間は掛かりますが元の状態に戻せるはずです。

 

バックアップは大切ですね。

2021年1月26日 (火)

XPOコンテスト 2020 の結果

知らないうちに、2020年9月21日に開催された、
第 50 回 XPO 記念コンテストの結果が発表されています。

http://www.eonet.ne.jp/%7Eja3-test/result/2020_XPO_kinen_kekka.htm

CM (電信シングルオペマルチバンド) 部門で、138 局中 132 位でした。
11 QSO × 6 マルチ = 66 点 なので、まあこんなもんですね。

2021年1月23日 (土)

無線局の免許状返信用封筒

無線局の開局申請、変更申請、再免許申請など行った際、
新しく交付された免許状を受け取るために、返信用封筒を送付することがあります。

 


昔のこのタイプの免許状であれば、定型サイズの長形3号に収まりますので、
免許状が折られることなく受け取ることができました。

20210123_0001

※長形は「なががた」と読むそうですね。

 


しかし、無線局免許状が A5 サイズになってからは、返信用封筒が長形3号だと
どうしてもこのように免許状が折られてしまいます。

20210123_0002

 

また、最近では個別指定の電波の型式など記載事項が多くなって別紙が複数枚つき、
かつ無線局指定変更通知書も同封される場合などは、「定型郵便物 25 g 以内」を
超えてしまうこともあり、貼付する切手を 84 円とするのか 94 円にすべきなのか
迷ってしまいます。

それが嫌なので、可能な場合は直接総合無線通信局まで受け取りに行ってました。

 


最近では、返信用封筒に角形6号を使うようになりました。
角形6号であれば、A5 サイズがピッタリ収まります。
ただ余裕を持った角形5号の方が良いかも知れません。

角形5号も、角形6号も定形外サイズですので、
郵便料金は 120 円 (2021年1月23日時点) になります。
ただし 50 g 以内まで 120 円ですので、返送されてくる無線局免許状などの書類が
増える可能性があっても、郵便料金に迷うことは少ないと思います。
よほどのことがない限り、50 g を超えることは少ないのではないかと思われます。

40 円弱のプチ贅沢になりますが、年に数回程度しか手続しませんし、
いろいろな面で精神衛生上こちらの方が良いと思っています。

すでに皆さんもそのようにされているのでしょうか。

2021年1月19日 (火)

クラブ局の免許に 1.9 MHz 帯 SSB など追加の変更申請

個人局 (自宅固定局、移動局) の変更申請は一段落しています。

ところが、クラブ局の免許はしばらく放置状態でした。
そろそろクラブ局免許にも 1.9 MHz 帯の SSB なども追加しようと思い、
変更申請を提出しました。 

クラブ局の免許には、一括記載コードに含まれない個別指定の電波の型式が
各周波数帯に含まれています。
ただ、中途半端に含まれているので免許状がゴチャゴチャしていることと、
(自分の理解として) 誤解と思われる型式が含まれているので、
この際バッサリと一括記載コードに含まれる型式のみにしてしまうことを考えました。

データ通信モードとしては、WSJT 系、RTTY、アナログ SSTV、アナログファクシミリ
あたりがあれば充分楽しめるかと、割り切りました。
これらは単一の副搬送波を送信機に注入する方式なので、気に食わないですが
主搬送波を SSB とする場合は、審査基準にある「等価表記」としました。

一方で、FT8/Fox、デジタル音声通信、デジタル SSTV など、
OFDM のようなマルチサブキャリアのデータ信号を扱う通信は、バサッと削りました。
無くても当面は困らないでしょう。

これで、結構スッキリした無線局免許状になると思います。
個人局の免許状とは対照的です。

2021年1月 3日 (日)

QSO パーティー 2021

ここ最近、無線はマンネリ気味で、意欲が下がっていましたが、
QSO パーティーはバンド内が賑やかで、色々な方とお目にかかれるチャンスでもありますので、
今年も出てみることにしました。

 


1/2~1/3 の QSO数は、
  144MHz:12 (CW:2, SSB:10)
  430MHz:20 (CW:5, FM:15)
 1200MHz: 5 (CW:1, FM:4)
   Total:37

1/2 は 20 QSO で、1/3 は 17 QSO です。

 


1200 MHz の CW は期待していませんでしたが、
ダメ元で CQ を出し続けて、何とか 1 QSO できました。
期待していなかったので、コールバックがありビックリです。
1200 MHz の FM は、二日目 (1/3) でも賑わっていたので良かったです。

144MHz SSB や 430 MHz FM は賑わっていましたが、
さすがに CW で出てこられる方は少なかったです。

今回、FT8 などのデータ通信モードでは交信しませんでした。

 


交信の中で QSL カード交換の話題が出たときは、
eQSL only で紙 QSL の交換は不可と説明させていただきましたが、
各局特に文句を言われる方も居られず、ある程度理解は得られるのかなと安心しました。
eQSL がダメな場合、メールやダイレクトも OK ですと言い訳がましく
説明させていただいた局もありました。

 


今年は QSO パーティーの開催期間が 1/6 まで延長されていますが、
私は 1/5 から始業で、明日もお休みなのですが、
今年の QSO パーティーはこれにて終了の予定です。

明日からお仕事の方も多い中、明日 1/4 のアクティビティーがどうなるのかは
ちょっと興味はあります。

 


普段はデジタルモードや CW など、声を出す機会が少ないので、
お馴染みさんなのに初めて phone で交信させていただいた局もいくつかありました。
お互いこういう機会でないと、声を聞くことはないですね。
QSO パーティー参加で、ショート QSO が多かったので、
情報交換があまりできなかったことがちょっと残念です。

もう少し、phone にも出る機会を増やそうかなと思っています。
と、毎年言っているような気がします。

2021年1月 1日 (金)

マイクアンプ Ver.2 の製作 (その2 : 完成)

先日設計し直したマイクアンプですが、年末の休暇に入ってからプリント基板を作りました。
当初は両面基板で設計していましたが、片面でいけそうだったので、
手間の少ない片面基板に変更しました。
サイズは、88 mm × 56 mm です。

20210101_0001

 


年が明けて本日、マイクアンプ Ver.2 の基板を組み上げました。
片面基板だと、何かショボく見えます。

前作のマイクアンプの部品で流用できるものは、前作の基板から取り外して使い回しました。

20210101_0002

20210101_0003

 

早速、動作チェックです。
各ポイントでの DC 電圧をチェックしましたが、ほぼ設計値どおりでした。
オペアンプを追加しただけ回路電流が増え、電源ラインに入れている抵抗 (22 Ω) での
電圧降下が少々大きくなっており、供給電圧より 0.2 V ほどドロップしています。

次に デジットの USB Audio Interface およびマイク (ECM-23F5) を接続し、
Windows の「このデバイスを聴く」の機能を使って、モニタ音のチェックです。

さすがに 10 倍 (20 dB) 追加したのは、やり過ぎでした。
Windows 10 上で USB Audio Codec の入力レベルを 10 ぐらいまで絞らないと、
入力レベルが大きすぎます。

そこで、後段アンプのゲインを落とすことにしました。
帰還抵抗を 10 kΩ から 3 kΩ に変えてみたところ、USB Audio Codec の
入力レベルが 50 ぐらいでちょうど良い感じになりました。
後段アンプのゲインは約 10 dB となり、トータルで 42 dB 程度になります。

 

Wave Gen で発生させた信号を今回製作したマイクアンプに入力し、
出力を Wave Spectra で見てみました。
Wave Gen の出力は 1 kHz サイン波 / -40 dB、USB Audio Codec の入力レベルは 100 です。

20210101_0005

ちょっと見にくいですが、二次歪みは -70 dB 程度で、三次以上はそれ以下のレベルです。
思ったほど歪みのレベルが高くなく、ちょっと安心しました。

Wave Gen の入力レベルをこれより上げていくと、急激に歪みレベルが大きくなっていきます。
USB Audio Codec の入力レベルを下げてもほぼ同様なので、USB Audio Codec の入力レンジを
超えてしまっているものと思われます。

 


現在手持ちの抵抗が無いので最終形の回路にできませんが、以下のように修正したいと考えています。

20210101_0004

新年早々の工作になりました。

 


2021/1/4 追記

Wave Gen の出力を 1 kHz サイン波 / ATT -36 dBとして、PC のヘッドホン端子から
今回製作したマイクアンプに入力したときの波形を見てみました。

20210104_0006

約 2 Vpp 出力しています。
オシロスコープの波形では、目立った歪みなどは見られません。

このとき、Wave Spectra で見てみますと、

20210104_0007

1 kHz のスペクトルがほぼ 0 dB となっており、
USB Audio Codec の入力ダイナミックレンジギリギリであることが分かります。
このときの二次歪み、三次歪みレベルを考えると、マイクアンプ自体のダイナミックレンジは
まだ余裕がありそうなことが分かります。
これ以上信号レベルを大きくすると、ダイナミックレンジを超えて歪みが極端に悪化します。

ノイズフロアから見て、S/N 比は -80 dB 程度かと思われます。
マイクアンプで発生しているノイズが大きいかどうか分からないので、無入力にしてみます。

20210104_0008

低域でノイズフロアが持ち上がっていますが、先ほどよりはノイズレベルが低いので、
信号源のノイズ (S/N 比) が支配的だったように思われます。

ちなみに、マイクアンプも外して USB Audio Codec 単体で見てみると、

20210104_0009

低域のノイズレベルは下がりました。
このあたりは、マイクアンプで発生させているノイズなのでしょうね。

レベルは低いのですが、幾つかスペクトルのピークが見られます。
電源 (USB bus 電圧) 由来なのか、USB Audio Codec で発生させているのかは不明です。
今後、電源は別途用意する予定にしていますので、そのときに比較できればと思っています。

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