« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »

2020年9月の7件の記事

2020年9月27日 (日)

2020/9/27のQSO

今日の午前中、久々に 7 MHz の FT8 で電波を出しました。

8:00 頃に PSKR を見てみると、近距離はスキップしているようなコンディションでしたが、
9:00 を過ぎた頃にもう一度 PSKR を見てみると、3 エリア ⇔ 1 エリアの伝搬もあるようなので、
いそいそとマイクロバートアンテナを準備して 7 MHz にオンエアしました。

9:30 頃から約 1 時間程度、CQ を出したり呼びに回ったりして、ちょうど 40 QSO しました。
オンエアしていた時間帯は、割とコンディションが良く、国内各エリアと交信できました。

PSKR で確認しても、沖縄から北海道まで満遍なく電波が届いていたことが分かります。
20200927_0001

コンディションが良いと、FT8 のバンド内もかなり賑やかです。
最近は Hold TX Freq にチェックを入れて、周波数スプリットで運用することがほとんどです。
普段は割と静かな V/UHF 帯で FT8 を楽しんでいるので、空き周波数を探すのは全く苦労しませんが、
これだけ賑やかだと呼びに回るときの周波数を見つけるのも大変です。

こういうときは、Hold TX Freq のチェックを外して、相手局のオンフレでコールするのも、
一つの手かも知れません。
実際、今日の QSO でも、私の CQ に対してオンフレで呼んでいただいた方もおられました。

ただ、数局が同時にオンフレで送信すると、デコードできなくなる場合があるので、難しいですね。
状況を見て、ケースバイケースで使い分けといったところでしょうか。
まだまだ未熟者ですね。

2020年9月21日 (月)

XPOコンテスト 2020

4年ぶりの参加になります。

XPO コンテストは全国規模のコンテストの割に、V/UHF 帯ではイマイチ盛り上がりに掛けます。
マンション住まいで V/UHF 帯がメインになっている現状、このコンテストへ参加するモチベーションが
上がりません。
今年は久しぶりに参加したものの、ほんの少し囓った程度で終わりました。

 


午前中に 50 MHz 帯で 6 QSO。
日中は出掛けていて、夕方の終盤間際に 430 MHz で 5 QSO でした。
「コンテストで楽しんだ」というところまでもいきません。

20200921_0001

20200921_0002

50 MHz 帯と 430 MHz 帯の CW、どちらも閑散としていて、参加局がほとんど聞こえてきません。
CQ を出しても、ほとんど応答がありません。本当に寂しい状態です。

QSO したマルチも、ご近所さんばかり。

20200921_0003

こんなにショボい結果ですが、折角参加したのでログは提出しようと思います。

2020年9月20日 (日)

LED電球の故障2

2 月 29 日にも書きましたが、照明に使っている LED 電球が、また 1 個故障しました。

壊れ方は前回と一緒で、最初は希にごく一瞬点滅する程度でしたが、その頻度が増えて、
ついに点灯しなくなってしまいました。
さらにもう一つ、怪しい動きをしている LED 電球があります。
近いうちに、点灯しなくなる可能性が高いです.

 


10 年ほど前だと思いますが、家の白熱電球を一気に LED 電球に変えました。
なので、ボツボツと一斉に壊れだしているように思われます。
寿命期間がある程度揃っていることは、ある意味製造品質が素晴らしいのかなと思ったりします。

 


LED 電球は、天井の埋め込み照明部分に使用しています。
なので、放熱の環境はあまり良くないと思われます。
温度が上がると、電子部品の寿命も短くなっていきます。
放熱環境の良いところで使用していたら、もう少し寿命は延びたのではないかと思います。

2020年9月13日 (日)

Hellschreiber (Feld-Hell) を試してみました

免許は受けているが電波を出したことがないモードの一つに、Hellschreiber (Feld-Hell) があります。
興味はあったものの、情報が少なく運用されている方もほとんどおられないので、これまで置き去りになっていました。
Youtube の動画で少し見たくらいです。
折角なので、電波を出すところまで試してみました。

 


◆ソフトウェア◆

何せ情報が少ないので、どのソフトウェアが良いか分かりません。
とりあえず、Feld Hell で検索してヒットした、Feld Hell Club の Web site から辿っていきました。
https://sites.google.com/site/feldhellclub/

画面左側のメニューに Software があるので入っていくと、
Feldhell Software として 10 個のソフトウェアが見つかります。
https://sites.google.com/site/feldhellclub/Home/software

有償のものや Windows 以外の OS 用があったりします。
今回は 6 番の、IZ8BLY 作 Hellschreiber を試してみることにしました。

 


◆セッティング◆

ダウンロードしたインストーラーを実行すれば、すぐにソフトウェアをインストールすることができます。

ソフトウェアを起動させた後、何となくの感覚で触ってみましたが、よく分からないところもあります。
メニューバーの ? の下に Help メニューがありますが、日本語のヘルプがあるので助かります20200913_0001

 

メニューバーの File の下に Preferences があり、ここで幾つか設定項目があります。

General タブではコールサインを入力します。
あと、Center freq (light click) はデフォルトで 1300 Hz となっていましたが、
以前 TSS から教えてもらった副搬送波周波数の 980 Hz に変更しました。
厳密には、附属装置の諸元で記載している周波数に合わすべきだと思います。

Computer Speed の選択肢は、時代を物語っていますね。
とりあえず、Pentium 200 or more に設定しました。
20200913_0002

 

 

PTT タブの設定です。
PTT control は、COM4 までしか選択できません。
必要に応じて、PC 側のポート番号設定を入れ替える必要がありますね。

あと、Sound card は、Receiver / Transeiver とも、自作インターフェースで使用している
USB オーディオコーデックに設定しました。20200913_0003

 

Tools タブの設定です。
Mixer Program は、Windows 10 の音量ミキサーを設定します。
C:¥Windows¥System32¥SndVol.exe で良いと思います。
20200913_0004

 

このように設定したら、ツールバーの左から二番目 ; Set input volume、三番目 ; Set output volume
のボタンを押すと、音量ミキサーが現れます。
ここで、アプリケーション側の音量を調整することになります。20200913_0005

 

Special macros などで使用するコマンドの説明は、ヘルプに載っているので参考にします。
(日本語ヘルプ画面より抜粋転載)

20200913_0006

 

 


◆動かしてみる◆

これぐらい設定すれば、電波を出せる状態にはなると思います。
試験電波的に、430 MHz 帯で CQ を何度か出してみました。
当然ながら、応答はありません。
応答があったら、ビックリしたと思います。

ワッチ局がおられたかどうかも疑問ですが、仮にワッチされていた方がおられても、
怪電波にしか聞こえなかったかもしれませんね。

相手局がいなければ仕方ないので、二台の PC 間で音響信号での模擬通信をしてみました。
20200913_0007

右の黒い部分がウォーターフォールですが、赤い線が Center freq を表しており (今回の設定では 980 Hz)、
受信信号の中心が赤い線辺りに来るよう、リグの周波数をチューニングすることになるのだと思います。
今回は、音響信号での模擬通信なので、その操作は必要ありませんでした。

ちゃんと受信して印字されています。
Hellschreiber は ASK (OOK) なので、入力信号の強弱 (振幅の大きさ) で印字の濃さが変わります。
また、外乱のノイズや妨害に大きく影響を受けます。

咳払いのタイミングでゴミのようなデータが印字されていますし、
擬似のビート妨害 (口笛) のタイミングでは、文字が崩れて読めなくなっています。
AGC の機能がありますが、状況に応じて使い分けすることになるようです。

 

Mode タブの下には、モード選択のメニューがあります。

Feld Hell (Hellschreiber) 以外に、PSK Hell や FM Hell なども設定可能です。

20200913_0008


Hellschreiber は、古い技術のようです。
FT8 のように、デコードできるかできないかというデジタル的な通信も良いですが、
信号の強さやノイズの影響などで印字の濃さや鮮明さの様子が変わる、アナログ的な要素が多分に残った通信も、
非常に味があって面白いと思います。

また SSTV もそうですが、徐々にデコードしたデータが現れてくるのを見守りながら受信するのも、
非常にワクワク感があって面白いと思います。

いつか、どなたかと交信できればと思っています。

2020年9月 7日 (月)

オール JA コンテスト 2020 の結果

本日、オール JA コンテストの Log Check Report が届きました。

ここしばらくは、Log Check Report が届いてからかなり遅れて結果発表されていましたが、
念のため JARL のホームページを確認しましたら、オール JA コンテストの結果が発表されていました
リンク先は、以下です。
  https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_ja/2020/index.html

 


結果は、C50 で 3 エリア 25 局中 4 位でした。
3 位までがエリア入賞の対象でしたが、3 位の方とは 20 局差なので、
もう少し頑張ったところで、それを超えることは難しかったでしょう。

3 エリアの 2 位から 5 位までは、マルチが 13 〜 17 と似たり寄ったりでしたので、
コンディションが良くなかったことが窺えます。

来年のオール JA コンテストの頃、新型コロナウィルスをはじめ、
世の中はどのような状況になっているのでしょうね。

2020年9月 5日 (土)

プッシュ式エレキー用マニピュレータ (失敗作)

以前、千石電商で圧力センサを手に入れました。

20200905_0001

センサ部に圧力を加えることによって、端子間の抵抗値が変化するというものです。
データシートはこちらになります。
https://cdn.sparkfun.com/assets/8/a/1/2/0/2010-10-26-DataSheet-FSR402-Layout2.pdf

これを使って、無接点のエレキー用パドルでも作ろうかと思っていましたが、
それでは面白くないので、一つのセンサで短点、長点、短点/長点交互が出せるような
マニピュレータができないかと思い、お遊びで作ってみました。

 


結論から言いますと、失敗作になります。
が、折角なので記録として残しておきます (誰も興味は無いでしょうが...)

目標仕様としては、
 ①軽く押すと、短点が出る。
 ②少し強めに押すと、長点が出る。
 ③強く押し込むと、短点と長点が交互に出る (スクイーズ動作)。

マイコンなどの A/D 入力などを使うと簡単に実現できると思いますし、
そうでなくても NJM2901 などのコンパレータ IC を使うと少ない部品で構成できるはずですが、
今回は敢えてディスクリート部品 2SC1815、2SA1015 (相当品)で、超ローテクな回路を組みました。

 


回路図は以下のとおりです。
お遊びなので、回路設計は超テキトーです。

20200905_0002

電源電圧 (5 V) を、圧力センサと 10 kΩ とで分圧し、コンパレータに入力しています。
コンパレータは 3 回路構成し、ウインドウコンパレータとなるように少し回路を付け足しています。

事前の評価で、圧力センサの端子間抵抗値は、ざっくり以下のようになりました。
 無接触で、ほぼ ∞
 軽く触れると、10 kΩ 程度
 少し強く押すと、5 kΩ ぐらい
 強く押すと、2 kΩ 〜 1 kΩ ぐらい

 


ユニバーサル基板にでも組めば良かったのですが、手持ちが無かったので、
サクッとプリント基板を作りました。
少し考え違いをしていて、回路を付け足した部分があり、基板の裏面に空中配線で接続しています。

20200905_0003

 


先日製作した CMOS キーヤーに接続して、動作確認です。

20200905_0004

一応、「短点出力」、「長点出力」、「短点 / 長点交互出力」の動作は確認できました。

 


ですが、致命的な問題がありました。
圧力センサに軽く触れようが、強く押そうが、必ず短点から出力してしまいます。
すなわち、最初に長点を出力させることができません。

動作させてみて気付いた (気付くのが遅い!!) のですが、
「長点出力」、「短点 / 長点交互出力」の状態にさせるには、
必ず先に「短点出力」の閾値を一瞬横切ることになりますので、
どうしても短点が先に出てしまいます。
これでは使い物になりません。

マイコンで構成した場合は、少しウェイト処理させるなどの対処法があるかも知れません。

 

9/6 追記
出力用のトランジスタ Q3、Q13、Q18 のベースと GND 間にコンデンサを付けて、
これらトランジスタの OFF → ON の立ち上がりを遅らせれば、対策可能かも知れません。
(Q18 のベースには抵抗を入れた上で)

一方で、これらトランジスタが ON → OFF のとき、コンデンサに充電された電荷を
(なるべく速く) 抜くパスを設けることが必要です。
コンデンサと並列に、少し大きめの抵抗を接続するなどすれば良いのでしょうが、
抵抗値はちょっと検討が必要に思います。

 

もしそれで上手く行ったところで、マニピュレータ自体の操作が難しく、
あまり実用的では無さそうなので、今回はこれ以上は追求しないことにしました。

ということで、「プッシュ式エレキー用マニピュレータ」は失敗に終わりました。

2020年9月 2日 (水)

1.9 MHz 帯に J3E、J3F、A3E の型式を追加

みなさんご承知のとおり、2020/8/19 の告示により、一括記載コードの 3MA や 4MA に
SSB (J3E) や AM (A3E) などの型式を含めることが、即日施行されることになりました。
変更申請などの手続きが殺到しているだろうなと思いつつ、私も申請することにしました。

すでに 1.9 MHz 帯には、J2B、J2D、J2E、J7D、J7W などの型式の指定を受けていましたので、
8/19 の告示を待たずとも、簡単な手続きで J3E などの型式を追加できたと思います。
しかし、免許状に 1.9 MHz 帯に J3E や A3E の個別指定の記載がされるのを避けたので、
このタイミングでの申請となりました。



今回 1.9 MHz 帯に追加したのは、J3E、J3F、A3E の三型式です。
全て 3MA に含まれますので、変更後も無線局免許状の記載内容には変更ありません。

「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に係る意見募集」
に書かれていたように、無線局事項書及び工事設計書 15 備考欄に「1.9MHz帯での音声通信を行う」
と記載しました。

また、前回の失敗経験を踏まえ、無線局事項書及び工事設計書 15 備考欄には、
念のためこれまでの変更申請での依頼事項も記載しておきました。
(今回の変更申請に係る内容と、以前の申請に係る内容とは区別できるよう明記)

附属装置の諸元を微修正しましたので、今回も添付しました。


ということで、固定局、移動局とも 8/21 に変更申請を提出しました。

固定局の変更申請は、8/25 には「受付処理中」「審査中」まで進み、
本日 9/2 に無事「審査終了」となりました。

20200902_-0001

テレワークや申請殺到で時間が掛かると覚悟していましたが、
割とスムーズに処理していただきました。
無線局免許状の記載内容に変更が無いので、新しい免許状を受け取る必要も無く、
固定局の方はこれで完了です。


一方、移動局の方は 9/2 時点でも「到達」で放置状態です。
すぐに変更できなくても特に問題ありませんので、気長に待ちます。

 

9/7 追記
移動局の変更申請は、9/7 にようやく「受付処理中」の状態になりました。
まだまだ先は長そうです。

9/8 追記
意外に早く、「審査中」の状態になりました。

9/17 追記
夜 20:30 頃、総通のご担当者より電話が掛かってきました。
開庁時間外の遅い時間だったので、少し驚きでした。
変更申請 (変更届) が殺到しているとのことでしたので、残業されていたのでしょう。
用件は、変更申請の内容確認でした。備考欄に色々と書きましたので、少々混乱されたようです。
説明してご理解いただけました。

10/9 追記
ようやく、「審査完了」になりました。
長かったです。

« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »