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2020年8月10日 (月)

デジタルモード用インターフェース Ver.2.5 の製作

夏休みの工作第二弾です。

以前作った デジタルモード用インターフェース Ver.2.1は CAT 制御ができず、中途半端な仕様でした。
また、CW キーイングのコネクタ部分の回路が間違っており、基板パターン修正が必要など、駄作でした。

そこで、Ver.2.1 の基板の部品を流用して、CAT 制御を追加したデジタルモード用インターフェース Ver.2.5
を作ってみました。
Ver1 → Ver.2.1 → Ver.2.5 と、二回目の移植作業になります。

 


◆ 回路図 ◆

20200810_0001

CAT 制御以外は、ほぼ Ver.2.1 のままです。
ただし、PCM2906 のアンチエイリアスフィルタ (ローパスフィルタ) の Gain は、
Gain は 1/2 (-6 dB) に変更しています。

 


◆ 基板 ◆

90 mm × 75 mm のサイズで作りました。
プリント基板は、Ver.2.1 と同じく JLCPCB に発注しました。

20200810_0002

 


◆ 組み立て ◆

Ver.2.1 の基板から、一つ一つ部品を Ver.2.5 の基板に移していきます。
結構面倒くさい作業で、半日ほど掛かってしまいました。

20200810_0003

 

Ver.2.1 の基板から、一つ残らず部品を流用したかったのですが、
水晶発振器だけは取り外すことができませんでした。

20200810_0004

8/19 追記

基板の裏から、ダイソーの点火棒 (ライター) で火あぶりにしたら、
水晶発振器を取り外すことができ、回収できました。

 

 


◆ 動作確認 ◆

普段使っている HAMLOG や WSJT-X などで問題なく使えることを確認しました。

  音声入出力、PTT :WSJT-X による FT8 信号の送受信 → OK
  RTTY キーイング : MMTTY + EXTFSK による送受信 → OK
  CW キーイング  : CTESTWIN による CW 送信 → OK
  CAT 制御     :HAMLOG、CTESTWIN、WSJT-X での動作 → OK

 


PC とリグの間は絶縁できていませんが、使いやすい基板になったと思います。

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