« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »

2019年10月の6件の記事

2019年10月27日 (日)

144 MHz の FT8 で 7 エリアと QSO

FT-991AM を買ってからは、自宅からの運用でも移動局のコールサイン (5 エリア) で
出ることが多くなりましたが、この週末は久々に TS-2000SX を引っ張り出してきて、
自宅固定局のコールサインで 144 MHz、430 MHz に出ました。

今回のハイライトは、タイトルのとおり 144 MHz の FT8 で 7 エリアと QSO できたことです。
秋田市の JH7WFF 局との QSO です。

20191027_0001

こちらの耳が悪いため、SNR が -20 dB のレポートとなっています。
これぐらいの信号の強さだと、途中でデコードできなくなったりして何度も再送することが多いのですが、
今回の QSO では最後までストレートでメッセージ交換できました。

自宅からの運用で 144 MHz の 7 エリアの信号は何回か聞いたことはあったと思いますが、
恐らく QSO は初めてではないかと思います。
とにかく、JH7WFF 局の設備に大変助けられた QSO だったと思います。

PSKR にもレポートが上がっていました。
20191027_0002

アンテナは北東向けだったので、1 エリア、0 エリアの方からもレポートをいただいています。
今日は 1 エリアの方とも QSO できましたので、コンディションは良かったのではないかと思います。

アパマンハムで、ベランダに設置したショボイアンテナでここまで飛ぶとは正直なところビックリしています。
狭小ベランダのアパマンハムでも、こんなに楽しむことができるのだと、大変励みになります。
とにかく今日は色々と収穫があり、大変興奮気味です。

 


この週末は、430 MHz で 8 QSO、144 MHz で 18 QSO でした。
うち、FT4 での QSO が、430 MHz で 3 QSO、144 MHz で 2 QSO です。

430 MHz の FT4 での QSO では、こちらからコールした QSO に対して、
QSO 終了時に次々と呼ばれました。
そのまま Band Activity ウインドウのコールサインをクリックして QSO を始めましたが、
Hold TX Freq にチェックが付いていないにも関わらず、周波数が飛びませんでした。
(QSO が終わるまで、気付きませんでした)
結局、周波数を乗っ取ってしまった形になってしまい、大変恐縮してしまいました。
そんな仕様だったのでしょうか。

2019年10月21日 (月)

移動局免許にまだ旧スプリアス機が残っていたのか?

先週末に、指定の変更を受けた移動局の免許状を受け取ったのですが、
別紙にまた見慣れた文字が書かれています。

20191021_0001

2019年7月25日の記事 で書きましたが、第3送信機として旧スプリアス規格のリグが残っていたので、
撤去の変更申請を行っていました。
また、そのときにアドバイスをいただいたとおり、変更申請の備考に、
「第1送信機は TSS にて新スプリアス基準対応機として保証認定済み」

と追記もしていました。
それでありながら、今回もまたこのような備考が書かれているのは謎です。
なので、本日四国総通に問い合わせをしてみました。

ご担当者に色々と調べていただき、第1送信機が新スプリアス基準対応機ではないと勘違いがあったようでした。
さらに調べていただき、 TSS にて新スプリアス基準対応機として保証認定されていることも確認いただけたので、
結局は
旧スプリアス規格のリグは残っていないということになりました。
こういうこともあるので、申請しているリグの棚卸しは時々必要だと感じました。

第1送信機に関してJARD の確認保証の提出が必要かと尋ねましたが、それは不要とのことでした。
ただ、以前にも書きましたが、いざというときのために、確認保証は受けておいた方が安心のように思います。

 


今回の無線局免許状受け取りでは、
・令和2年1月までの免許 3枚綴り (現行の免許状)
・令和2年1月からの免許 4枚綴り (再免許後の免許状)
・無線局指定変更通知書 A4で4枚綴り
を送っていただいたので、返信用封筒に貼っていた84円切手では料金が不足しており、
10円切手を追加して送付いただきました。

その点についても尋ねたところ、次回何かのついでに不足分の切手を送っていただければ結構とのことでした。
旧免許状の返納がありますので、それに添付して返金させていただくことにしました。
返信用の封筒に貼る切手の金額をどうするかは、なかなか判断つきにくいですね。

2019年10月16日 (水)

移動局免許の変更申請が審査完了:AFSK 方式の電波型式を J2B, J2D, J7D などに

タイトルのとおり、9/28 に四国総通へ提出していた移動局免許の変更申請が、
本日 10/16 付けで審査完了となりました。

自宅固定局の変更申請での経験を活かし、備考欄にも色々と記載した甲斐もあってか、
補正依頼は受けませんでした。

自宅固定局の諸元もミス修正の変更届を並行して提出しており、先に審査完了していました。
これで、自宅固定局と移動局が同じレベルの内容になりました。
色々とアドバイスやご指摘をいただきながら、ようやく現時点での (自分が考える) 綺麗な形に
整理ができたと思います。

返信用の封筒は既に送付済みなので、数日後には新しい免許状を受け取ることができるはずです。

10/28 追記
ようやく、総務省 電波利用ホームページの 無線局免許状等情報 のデータも更新され、
最新のものが表示されるようになりました。
リアルタイムの更新では無く、二週間弱かかっています。

 

以下、所感です。


ところで、自分も完璧に理解できている訳ではないと思いますが、
電波型式に関しては
ネットの情報を色々と見ていると、
誤解が多いのではないかとつくづく感じます。

電波型式の表記に関しては何度も書いていますが、
電波法施行規則 第四条の二 のとおりに従えば良いだけの話で、
本来なら一義的に決まるものであると考えます。
至ってシンプルだと思います。

ただ、別の記事でコメントいただいていたとおり、アマチュア局に関しては、
「等価表記」をすることが慣例になっていることが、誤解の元になっていると思われます。
直感的な解釈と「等価表記」がゴッチャになって、色々な解釈が生じているのではないでしょうか。
そのように感じます。

 

あと、占有周波数帯幅についても、誤解が多いような気がします。
実際、私自身も最近まで誤解していました。

主搬送波が SSB の場合は、帯域幅を持った副搬送波がそのまま主搬送波の周波数に
アップコンバートするイメージなので、副搬送波の帯域幅そのもので良いと思います。

しかし、主搬送波が AM や FM の場合は、副搬送波の帯域幅そのものではなく、
副搬送波の最高周波数まで考える必要があるはずです。
周波数スペクトルをイメージすると分かりやすいと思いますし、
無線設備規則 別表第二号(第6条関係) に記載されている「占有周波数帯幅の計算式」の
2M (A3E) や 2M+2Dk (F2B, F2D, F3E) で使われている M は 、
「ヘルツで示す最高変調周波数」ということからも明らかです。

コメントいただいていたように、どこかで整理する必要があるのではないかと思います。

2019年10月15日 (火)

macOS Catalina のアップデート通知

macOS Catalina への準備がまだ万全なわけではなく、当面様子見にしていたかったので、
自動的にアップデートを確認するような設定になっていたので、アップデート通知が来てしましました。

20191015_0004

 

自動的にアップデートをインストールしないように設定しており、勝手に macOS Catalina へ
アップグレードされることはないと思いますので、アップデート通知は無視しておけば良いはずです。

20191015_0005

 

しかしこのアップデート通知、あちこちに表示され、気にし出したら気になります。
しばらくこの表示がされた状態が続くので、ちょっと鬱陶しいです。

20191015_0001

20191015_0002

20191015_0003

2019年10月14日 (月)

FT-991A のアンテナコネクタ

この週末は、関東甲信越地方を中心に、台風19号が甚大な被害をもたらしてしまいました。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 


ところで FT-991A ですが、144 /430 MHz のアンテナコネクタが M 型で、
これが気に入らない点です。
なので、N 型コネクタに換装できないか、チャレンジしてみました。
結果から言うと、私の技量ではリグを壊してしまいそうなので、やむなく断念ですが...

 

まず、FT-991A のサイドキャリーハンドルを外し、上蓋も外します。
スピーカーが固定された中蓋も外すと、144 /430 MHz のアンテナコネクタ部の
内側が見えてきます。

20191014_0001

 

ここに、以前入手した二点支持型の N 型レセプタクルに換装する計画です。

20191014_0002

20191014_0003

接地側の爪部分がちょっと短いので、シャーシに固定したとき基板まで届くかが不安でしたが、
まずは実装されている M 型レセプタクルを外してみてからということにしました。

 

手持ちのハンダごては、大きいものでも 55 W のものしかありません。
接地側のハンダを除去するのに苦戦しました。
M 型レセプタクルがシャーシに接触していて熱が逃げやすい上に、鉛フリーのハンダです。
全然ハンダが溶けてくれません。

共晶ハンダを流し込み、融点を下げて溶かすことを試してみましたが、
何度か試しているうちに、芯線側と接地側をハンダブリッジさせてしまいました。
ハンダブリッジを除去しようとしても、熱容量が足らず治りません。
やらかしてしまいました。

 

一晩頭を冷やして、大容量のハンダごてを調達することにしました。
板金加工用などの 100 W ハンダごてでは、こて先が太く基板を壊してしまいそうです。
20 W ⇔ 130 W が切り替えできる、HAKKO の PRESTO というハンダごてを買いました。
黄色いプッシュボタンを押すと、130 W で急速加熱することが可能です。

無駄な出費かと思いましたが、結構使い勝手が良さそうなので、今後も使っていけそうです。

20191014_0004


このハンダごてを使って、何とかハンダブリッジは除去することができました。
ただ、M 型レセプタクルを外せるほど、ハンダを取り去ることは難しいです。
恐らく、基板のネジを外し、M 型レセプタクルをシャーシから少し浮かした状態で
ハンダごてを当てれば取れるかもしれませんが、これ以上悪化させたくないので、
残念ながら諦めとしました。
買って早々にメーカー送りは、シャレにならないですからね。

仕方ないので、イマイチですが MP-NJ のコネクタを噛まして対処しようと思います。

 

一応、元に戻した後、430 MHz の FT8 で数局交信をしました。
リグが壊れていないことが確認できました。

 


TS-2000SX の 144 MHz 用アンテナ端子も M 型なのですが、
私の機械は上記の二点支持型の N 型レセプタクルで換装しています。
こちらは、芯線側のハンダ付けだけだったので、楽に換装できました。

2019年10月 6日 (日)

430MHz 7エレ スクエアループアンテナの給電部 修理 2

先日 430 MHz 7 エレ スクエアループアンテナの給電部を修理 しましたが、
エレメント長の調整も兼ねて、もう少しいじってみました。

 


編組線側の配線を、0.5 mm 厚の銅板に変更しました。
ホームセンターで銅板を探しましたが、大きなサイズのものしか置いておらず、勿体ないです。
ホビーショップで彫刻用の小さな銅板 (100 mm × 50 mm × 0.5 mm, 2枚入り) を買いました。
これで大きさは充分です。
30 mm × 10 mm に切断して、使用しました。

 

出来上がりは、こんな感じです。

20191006_0001

 


アンテナの VSWR のボトムが 約 436 MHz なので、ラジエータのエレメントを少し伸ばす必要があります。
(計算上は約 6 mm)
仕方ないので、アルミフラットバーを買ってきて、作り直すことにしました。

作り替えたエレメントに取り替えて VSWR を測定すると、大体計算どおりに約 432 MHz で VSWR のボトムが
約 432 MHz となっており、430.5 〜 434 MHz 付近で VSWR が 1.1 ぐらいです。
取りあえずこれで良しとしました。

防水も兼ねて、給電部をホットボンド (グルー) で固めました。

20191006_0002

 


動作確認も兼ねて、430 MHz の FT8 で 7 QSO しました。
FT-991A で運用しましたので、移動局のコールサインでの QSO です。
結果はまずまずだったと思います。

« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »