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2019年9月 3日 (火)

変更申請の審査終了:主搬送波 SSB、副搬送波変調方式の電波型式を Fxx/Gxx から Jxx に修正、Fox は J7D に

ほとんどの方にとっては全く興味が無いであろうし、どーでも良いことなんだろうとは思いますが...

タイトルのとおり、8/16 に提出した変更申請が、本日 9/3 付けで審査完了しました。
内容としましては、8/16 の記事 のとおりで、SSB で送信するモードを、FxxGxx から Jxx の系列への修正です。

 

ネット情報のコピペから始めた私が偉そうに言うのも何なんですが、色々と附属装置の諸元を弄っていくうちに、
主搬送波 (送信機の送信モード) が SSB で、かつ音声入力端子から副搬送波を使用する前提で諸元を書いておきながら、
電波型式の一文字目の英字が 二文字目の数字が  であることに違和感を感じてきました。

繰り返しになりますが、電波法施行規則 第四条の二 を参照すると、

一文字目 (主搬送波の変調の型式) は、
 F:角度変調 / 周波数変調
 G:角度変調 / 位相変調
 J:振幅変調 / 抑圧搬送波による単側波帯

二文字目 (主搬送波を変調する信号の性質) は、
 1:デイジタル信号である単一チヤネルのもの で 変調のための副搬送波を使用しないもの
 2:デイジタル信号である単一チヤネルのもの で 変調のための副搬送波を使用するもの
     ・・・
 7:デイジタル信号である二以上のチヤネルのもの

加えて、FT8 の Fox 信号に関しては色々とコメントをいただき、J7D が妥当ではないかと「私は」判断しましたので、
今回の変更に至りました。
主搬送波が SSB のものに関して、
  F1B, G1B → J2B
  F1D, G1D → J2D
  F1C → J2C
  F3C → J3C
  F7D → J7D
  F7W → J7W など

直接キーイングで周波数変調するモードもありますので、そちらでは F1B や F1D を残しています。


実は、今回の変更申請で一回補正依頼を受けました。
電子申請の備考欄に変更内容の概要を書いたのですが、その書き方が悪く総通の担当の方に
誤解を与えてしまったようです。
コメントの趣旨としては、J2B や J2D など 占有帯域幅を付する型式は通常のアマチュア無線での使用を
想定していないものであり、可能な限り指定を避けたいことと、「等価表記」が可能なのであれば型式に
ついても統一を図るべきとのことでした。
以前の変更申請で、H2B とか R7W とか、占有帯域幅を付するヘンテコリンな型式をいっぱい増やした
経緯があるので、今回もまた変に弄くり倒す興味本位の内容だと勘違いされたようです。

仰ることは理解できますし、前回の記事で OM からもコメントいただいた内容のとおりです。
ただ、前述のように等価表記では矛盾が生じるケースも出てきているように思われますし、
本来あるべき表記は何かを見直すことも考えてよいのではないかと思います。
今回の電波型式の変更は、徒に表記を増やすものでは有りませんし、(私が考える) あるべき姿を追求したいです。
さらには、将来的には J2B や J2D、J3C などの型式が、一括記載コードに含まれることを期待したいです。
そういう強い意志表示も込めて、今回の変更申請に臨んだことをご担当者に電話で説明し、納得いただきました。
また、補正で提出した書類の備考欄にもその旨を追記しました。

電波法施行規則 の 第三条 第1項 第十五号 および 第四条 第1項 第二十四号に
「・・・専ら個人的な無線技術の興味によつて自己訓練、通信及び技術的研究の・・・」
とあるので、ちゃんと理由があって説明すれば、理解いただけるのではと思います。

 


ド素人偉そうなことを書いていますが、冒頭に書いたとおり大半の人にはどーでも良いことでしょう。

適当に時間を見つけて、免許状の受け取りに行ってきます。

重要な見落としがあったので、続き があります。

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