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2018年10月の8件の記事

2018年10月28日 (日)

2018/10/27〜10/28のQSO

11月中旬頃から自宅での運用がしばらくできなくなるので、
最近は駆け込み QSO となっています。
この週末も、7 MHz 帯の FT8 で固めて QSO をしました。
日曜日の午前中は、JT65 も何局か聞こえており、賑わっていました。

長さ 2 m 弱のマイクロバートアンテナをベランダから突き出しているだけですが、
それでも FT8 や JT65 などの国内 QSO であれば、充分に楽しめています。


WSJT-X 2.0.0-rc3 をインストールしているので、77 bit メッセージの 新しい FT8 でも
QSO できるか試してみました。
しかし、何度か CQ を出してみましたが応答はなく、しばらく受信状態で流していても
デコードすることはありませんでした。

20181028_0001


WSJT-X 2.0.0-rc1 がリリースされてから約一ヶ月、インストールされている方は
結構おられると思いますが、まだ 77 bit メッセージの FT8 は浸透していないように感じました。

ただPSKR を見ると、デコードしていただいていた方が 4 局ほどおられたようです。

20181028_0002

QSO できなかったのはちょっと残念でした。

11月中旬にリリース予定のWSJT-X 2.0.0-rc4 からは、現行の 75 bit メッセージが
サポートされなくなります。
移行期間にどのようになっていくか興味と不安がありますが、ちょうど自宅から無線が
できなくなる時期と重なってしまいます。
来春頃に復活したときには、大方移行が進んでいること (混乱していないこと) を期待したいです。

2018年10月25日 (木)

自宅固定局のデジタルモード変更申請が完了

先日の記事に準じた内容で、自宅固定局のデジタルモードに関する変更申請が完了しました。
早速、近畿総通まで出向き、免許状を受け取ってきました。

電子申請を提出したのが10月15日、審査完了が10月25日で、結構面倒くさい内容だったにも関わらず、
実営業日8日という短期間で処理していただきました。

変更申請の主目的は、FSKやPSKの諸元を包括的な内容にしたことです。
免許状受け取りの際、総通の方に話を伺い、諸元に記載の範囲内であれば運用しても構わないと
お墨付きをいただきました。
お忙しいにも関わらず、親切に対応していただきました。
詳細はこちらに追記しました。

あと、指定を受けていた電波型式で間違っていたところ
 ・24MHz帯以下のF7W ← 主搬送波がFMだと、帯域幅が全く3kHz以内に収まらない
 ・3.8MHz帯のA1B ← 間違えて申請したままになっていた
を削除し、F7DやG7Dなど少しモードの追加をしました。

<変更申請後> 20181025_0001

 

<変更申請前> 20181025_0002

10枚綴りの免許状を受けておられる方には到底及びませんが、今回受け取った免許状は5枚綴りになりました。

 

■2019/11/7追記■
FT8 DX ペディションモード FOX 側の信号は、J7D ではないかと再考しました。
下記記事にて詳細を書きました。

副搬送波を用いた変調方式の電波型式の表記について

2018年10月18日 (木)

6m AND DOWN コンテストの Log Check Report がようやく届きました

6m AND DOWN コンテストの結果は、既に先週発表されていたのですが、
ようやく本日 Log Check Report が届きました。


減点が無いのは分かっていましたが、結果としては以下のとおり完璧でした。


*********************** バンド毎の集計結果 *********************
Band QSO PTS MUL -> BAND SCORE CW PH
144 114 114 21 -> 2394 114 0
TOT 114 114 21 -> 2394 114 0

********************* ログチェック結果まとめ *******************
0 重複交信 (0点)
0 参加種目外交信 (0点)
0 コンテスト対象バンド外交信 (0点)
0 コールサイン受信間違い (減点)
0 ナンバーコピーエラー (減点)
0 バンド記載間違い (減点)
0 時刻記載エラー (減点なし)
0 このログだけに記載されているコールサイン (減点なし)

2018年10月17日 (水)

デジタルモードの諸元について思うこと 2

以下、(自分で読み返しても) 何が言いたいのか分かりにくい内容だと思いますが、
新しいデジタルモードが出る度に、いちいち総通へ変更申請 (変更届) をしなくても良い方法はないかと
画策した顛末です。
結論としては、自分は何とか OK してもらえたと認識していますが、
原則としては、今のところ従来どおりキチンと毎回変更申請 (変更届) をしなければいけないです。

__________________________________________________

先に書いたとおり、
 RTTYやAMTOR、OLIVIA、JT系などを一纏めにFSK装置 (電波型式:F1B、F1Dなど) 
 PSK31やMT63などを一纏めにPSK装置 (電波型式:G1B、G1Dなど)
とした附属装置の諸元にて変更申請し、特に補正依頼も受けずに審査完了しました。
※本日 (10/17)、無事免許状を受け取りました。

賛否両論あるとは思いますが、
無線設備規則別表第二号第54の規定に基づくアマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値 の範囲内で、
自由度を持たせた諸元内容としました。

一例ですが、基本的な内容として、
◆FSK装置◆
方式       :副搬送波 FSK
通信速度     :300 ボー以下
副搬送波周波数  :2800Hz 以下
最大周波数偏移  :±1000Hz 以下または+2000Hz 以下
副搬送波変調方式 :FSK, GMSK, M-ary FSK
副搬送波トーン数 : 2~256
符号構成     :BAUDOT, ASCII, VARICODE, JIS, Ax.25, WSJTなど
送信機の主搬送波 :SSB
電波型式     :F1B, F1D

注釈に占有周波数帯幅を求める数式を明記し、その上で、
占有周波数帯幅を考慮した副搬送波変調時の最大周波数が3000Hz 以下となる
 通信速度、副搬送波周波数および最大周波数偏移の任意の組み合わせとすること
・1.9MHz 送信時は、占有周波数帯幅が200Hz 以下となる最大周波数偏移および通信速度の
 任意の組み合わせとすること
を記しました。実際はもう少しきっちりした (具体的な) 表現方法で書きました。
また、「多値FSKを用いる方式を含むこと」も注釈に記載しています。

通信速度は、MMTTYで設定できる最大のシンボルレートとして、300ボーとしました。
最大周波数偏移は、QRA64Eなどを考慮して2000Hzとしました。
トーン数の256はあまり意味は無いのですが、2のべき乗にしたことと、トーン間隔から考えて
これぐらいが妥当ではないかということで、256にしました。

符号構成のところは、・・・などと少々曖昧な記載かもしれませんが、
備考欄に暗号化された符号は用いないことを明記するなどしました。

これで、256FSK信号まで対応させたつもりですので、新しいWeak Signal系のモードが
出てきても、カバーできるのではないかと思います。
ただし、新しいモードの信号仕様が上記諸元内容の範囲内であることを、その都度確認する必要があります。

PSKについても、同じような感じの諸元にしています。

一応、私の場合はこれでOKになりましたが、本当にこれで良いのかは自信はあまりないです。
特に、拡大解釈で全てのデジタルモードに適用して良いかどうかの点に関してです。
何か別の良い方法で申請されている方がおられれば、誰かアドバイスをしていただけないでしょうか。

この内容で申請してNGとなっても、私自身は責任を負いかねます。
また、「どこどこの総通ではOKだったのに」と、申請先の総通ご担当者にクレームを入れるのも
無しということでお願いします。
一応断り書きをしておきます。

 

■10/25追記■
変更申請の審査が完了した免許状を受け取りに行った際、総通の方に上記の内容について
見解を伺いました。

明確に仰ったていたのが、新しいモードを運用する場合は、その度に諸元に追加していくのが基本
申請する方も審査する方も、非常に煩雑で面倒くさいですが、基本はそのようにしてくださいとのこと。

しかし、私の場合、種々雑多な電波型式の指定を含めてかなり包括的な内容にしており、
それで申請して審査がOKになりました。
そのため、信号の符号構成が暗号でなければ、申請内容の範囲内での運用であれば良いですと
言っていただけました。
新しいモードで迷ったり不明な点があれば、相談してくださいとのことでした。

ただ、皆がそのやり方で進めて良いかというとそうではなく、人それぞれ諸元の書き方が違うので、
個々の確認と判断が必要であり、新しいモードを追加する度に申請してもらって審査するのが基本だそうです。
ということで、上記の諸元内容はNGではないが、お薦めしてはいけないものと感じました。

あと、アマチュア局なので、実験・研究のために色んなモードや電波型式の申請をすることは
否定されませんでした。後に使用する予定があるならば、申請しても問題ないとのこと。
私自身は、不用意に電波の発射をしても問題にならないようにカバーをする目的もあり、
種々電波型式を申請していると説明。
手渡していただいた免許状の内容を見て、よっぽど物好きな局と呆れられていたに違いないです。

今回は附属装置の諸元を印刷したものを持参しなかったことや、指定を受けている電波型式が多く、
それを含めて包括的な内容の申請をしていると思われてしまったことで、聞きたかったことの焦点が
少しボケてしまった感があり、スッキリしなかったことが残念でした。

2018年10月14日 (日)

6m AND DOWN コンテスト 2018 の結果

Log Check Reportが届いていないので気付かなかったですが、
6m AND DOWN コンテスト の結果が発表されているようです。


今年はC144で出ましたが、結果を確認すると関西1位で入賞でした。
6m AND DOWNコンテストでの入賞は、一昨年に続いて二回目です。
常勝局がおられなかったのが幸いでした。

今回は特に減点も無く、ノーミスで良かったです。
Log Check Reportは届くのだろうか?

2018年10月11日 (木)

9月17日提出分のデジタルモード変更申請が審査完了

タイトルのとおりですが、
 RTTYやAMTOR、OLIVIA、JT系など (F1BやF1Dなど) を一纏めにFSK装置
 PSK31やMT63など (G1BやG1Dなど) を一纏めにPSK装置
とした変更申請が審査完了しました。

WSJT系などで諸元の異なる新しいモードが出てきても、
少々であればカバー範囲内に入ると思いますので、
いちいち変更申請 (届) をしなくても済むと思います。

特に補正依頼とかも受けませんでしたので、内容は特に問題なかったのでしょう。
今度は自宅固定局の変更申請にもいよいよ着手しようと思います。
さらに少しブラッシュアップした内容にするつもりです。
(色々といじりだしたら、きりが無いのですが...)

 

■10/19追記■
今回の変更申請で、新たに 3.5 MHz、7 MHz、および 14 MHz 以上のバンドで、
F7D や G7D などの電波型式の指定を受けることができました。

20181011_0001

複数のデータ (チャネル) を同時送信することが可能です。
まあ使うことは無いでしょうが、FT8 の DXペディションモードでの FOX 側としての送信も可能となりました。

これらのモードも、自宅固定局の免許にも追加する予定です。

 

■2019/11/7追記■
FT8 DX ペディションモード FOX 側の信号は、J7D ではないかと再考しました。
下記記事にて詳細を書きました。

副搬送波を用いた変調方式の電波型式の表記について

 

2018年10月 8日 (月)

2018/10/8のQSO

お昼前に一時間ほど、7.041 MHz の FT8 で出てみました。
アンテナはいつものマイクロバートアンテナです


OTH レーダーのノイズが被っていますが、国内局がそこそこ見えています。
呼びに回っても、大体はすぐに応答していただけます。

CQ を出すと、次から次へとコールしていただけました。
WSJT-X は 2.0.0 から、Auto Sequence で 「RRR」 の代わりに 「RR73」 がデフォルトになったので、
1 サイクルの QSO が 1 ターン短くなりました。
おかげで、一時間程度のオンエアでしたが、結構テンポ良く QSO が進み、あっという間に 35 QSO できました。
1980 年代前半、7 MHz SSB や CW で調子よく QSO していた頃のことをちょっと思い出しました。


WSJT-X 2.0.0-rc2 を使っていますが、今のところ問題なく使えています。
77 bit メッセージはまだ試していません。

2018年10月 7日 (日)

全市全郡コンテスト 2018

全市全郡コンテストに参加しました。
どのバンドで出ようか迷いましたが、結局いつもの 144 MHz CW となりました。
聞こえていたら大体 QSO できるという安心感があります。


コンテスト開始前に少し FT8 で QSO して、21:00 からコンテストに参加。
最初はいつもどおり一通り呼びに回ります。
すぐに 16001 に移動されている JR1DVB/1 局と QSO できましたが、
結局 1 エリアとの QSO はこれだけでした。

コンテスト開始直後からバンド内は閑散としており、CQ を出しても空振りの連続です。
いつになくペースはかなり低調で、初日の運用は 39 QSO で 00:21 に終了しました。


休息は取り過ぎてしまいました。
二日目の朝はゆっくりと 9:00 前から再開。
相変わらず QSO の進みは悪いです。
空振り CQ が続くと退屈するので、インターネットでウロウロしたり、スマホを見たりしてしまうのですが、
たまにコールバックがあると慌ててしまい、CTESTWIN の CQ マシンを止め損なったりしてしまいます。


日中出かけたり、夕方からも出かけたりして、離れていた時間が結構ありました。
終始低調なまま、21:00 前に 73 QSO となりましたので、なんかゴロが良いのでそこで運用を終えました。

20181007_0001


あまり充実感は無かったのですが、結果は昨年より若干上回り、73 QSO×66 マルチでした。

20181007_0002
取れたマルチは、以下の 66 個です。

20181007_0003
ログは提出済みで、eQSL にもアップロードしました。


来月から約半年間、自宅の集合住宅が大規模修繕工事に入るため、
しばらく自宅から無線ができなくなります。
恐らく工事前に参加できる最後のコンテストになると思います。

次回、自宅から参加できるのは、6m AND DOWN コンテストあたりかと思います。
しばらく自宅から出られなくなるのを機に、移動運用も復活させてみたいと思っていますが、
中々腰が重いです。

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