プリアンプの送受信切り替え制御
先日作製したプリアンプと、リグ (TS-2000SX) との接続について、備忘録を残しておきます。
TS-2000SX の背面パネルには、EXT CONT という 8 pin DIN コネクタがあり、
50 MHz, 144 MHz, 430 MHz, 1200 MHz 各バンドに対し、リニアアンプを接続するための
制御信号が出ています。
そのうち、1 pin, 2 pin, 4 pin, 6 pin が、それぞれ 430 MHz, 50 MHz, 1200 MHz, 144 MHz 用の
リニアアンプの送信/スタンバイを制御するための信号になります。
プリアンプのリレー切り替え制御も、これらの信号を利用することにします。
今回は 144 MHz 用の信号だけでいいのですが、将来的に他のバンドのプリアンプを
接続することも考慮して、V/UHF 全てのバンドを共通のケーブルにしたいため、
1 pin, 2 pin, 4 pin, 6 pin を全てショートしてプリアンプに接続しました。
オープンコレクタ形式なので、直接接続して Wired OR としても問題ないはずです。
これだけではまだ不充分です。
例えば 144 MHz 用の制御信号を出すためには、リグの MENU ボタンを押して、
Main No, 28、Sub C から 1 : ディレイタイム 10 ms か 2 : 25 ms を選ぶ必要があります。
今回は、ディレイタイムが 25 ms 設定の 2 を選びました。
他のバンドにも適用するときは、Sub B, D, E で設定する必要があります。
最近のコメント