macOS High SierraでのPhotoshop CS5とIllustrator CS5
この時期、MacのOS は毎年バージョンアップしています。
その度に気になるのが、ソフトウェアの互換性です。
なかなか新しいソフトを次々買えませんので、旧バージョンでも長く使いたいものです。
特に Adobe の Photoshop や Illustrator などは高価なので、可能な限り使い続けたいです。
昨年の OS X El Capitan→macOS Sierra のときには、Java 6 がサポートされなくなったので、
基本的に Adobe CS5シリーズ を動作させることができなくなってしまいました。
しかし、裏技 (Java 6の空フォルダを作り、Adobe CS5を騙して起動させれば良い) を使うことにより、
Adobe CS5 シリーズを使い続けることができました。
こちらの記事に書いています。
今回も同様に処置すれば、macOS High Sierra 上でも Adobe CS5 シリーズが動作するのでは
ないかということで早速試したところ、予想どおり概ね上手くいきました。
概ねと書いたのは、Photoshop CS5 を終了させたあと、必ず「予期しない理由で終了しました」という
アラートが出るようになったからです。
以前 Illustrator でも同じような現象が起こっていましたが、そのときはあるプラグインを外すと治りました。
今回のPhotoshop も恐らく同じように、新しい OS とプラグインの相性が悪くなったのであろうと考え、
一つ一つ調べていったところ、ScriptingSupport.plugin というプラグインが原因であることが分かりました。
ScriptingSupport.plugin は、アプリケーション/Adobe Photoshop CS5/Plug-ins/Extensions
というフォルダに入っていますので、これをどこか別のフォルダに避難させたら、アラートは出なくなりました。
私は Photoshop でスクリプトを組むような使い方をしないので、プラグインを外しても実害は無いと思っています。
とりあえずこれで、問題は解決しました。
なお、Illustrator CS5 の方は、今のところは特に大きな問題は見つかっていません。
これでしばらくは、Photoshop CS5 や Illustrator CS5 は使い続けられそうです。
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