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H2Bを含め、いくつか妙な電波型式の指定を受けているものの、
これらでの交信相手はおらず、あまり使い道がありません。
折角色々実験ができるようにと申請したのに、
持ち腐れのままでは勿体ないようにも感じます。
と言うわけで、H2Bの電波型式で試験電波を出してみようと思い立ちました。
今回はアンテナを繋がず、ダミーロードを使っての実験です。
実験では、TS-2000 で送信し、TS-590の AM モードで受信させました。
RTTYのソフトは、両方ともMMTTYです。
MMTTYのデコード結果です。
一応デコードできることが確認できました。
受信音はこちらです。
RTTY_using_H2B_mode.mp3
ハム音などあり、あまり綺麗な信号とは言えません。
イマイチな感があり、まだまだ課題は有るかもしれません。
今回は興味本位でやってみましたが、一応デコードできたという達成感を得ることはできました。
しかし、色々設定を変えてやる必要があり、手間の割に特にメリットも感じませんので、
あまりお薦めの電波型式ではないと思います。
TS-590には受信イコライザー機能が搭載されています。
受信イコライザーをOFFで使っていましたが、取扱説明書などを改めて見ると、
1kHz以上の高域を少し落とすような特性にしています。
好みは有るでしょうが、SSBでは大して問題にはならないと思います。
しかし、デジタルモードではあまり好ましくないように思います。
受信イコライザーの設定で "FLAT" を選ぶと、帯域内の特性をフラットにすることができます。
デジタルモードの時は、受信イコライザーの設定を "FLAT" に設定するのが
良いのではないでしょうか。
TS-590では、この受信イコライザーの設定を、モード毎に別々に保存することができます。
TS-590でデジタルモードを運用するときは、USB の DATA モードを使っていますので、
この DATA モード時の受信イコライザーを"FLAT" に設定してみました。
受信イコライザーの設定で、どのくらい特性が変わるのか、簡易的な方法で見てみました。
下図は無信号時のノイズを、Wave Spectra で測定したものです。
受信帯域設定は、SHIFT 1500Hz、WIDTH 2500Hz としました。
※DATA モードは、通常 SHIFT 1400Hz、WIDTH 2000Hz で使っていますが、
"OFF" と "FLAT" の差が分かりにくかったので、帯域を拡げて測ってみました。
まず、受信イコライザーが "OFF" の状態です。
次に、"FLAT" の設定です。
これでも分かりにくいですが、"OFF"だと 1.5kHz ぐらいから落ち始め、
2.5kHz では 2〜3dB ぐらい落ちているように思います。
デジタルモードでよく使う周波数領域なので、やっぱり "FLAT" に設定した方が良さそうに思えます。
参考までに、普通のSSBモードは普段 LOW 0Hz、HIGH 4000Hz で使っていますが、
これで受信イコライザーの差を見てみると、
受信イコライザーが "OFF"
受信イコライザーが "FLAT"
これだと、結構差がハッキリ分かります。
受信音を聞いてみると、"FLAT" 設定だとシャリシャリ音が目立ち、聞いていて少し疲れます。
SSB は受信イコライザー OFF の方が良いです。
ところで、TS-2000でもデジタルモードを運用することがありますが、こちらはどうでしょう。
TS-2000にも受信イコライザーがありますが、取扱説明書を見ると "OFF" がフラットな特性らしいです。
しかし、TS-590と同じようにWave Spectraで調べてみると、TS-590の "OFF" 設定のように、
高域が落ち気味となっています。
フラットな特性にするには、高域を持ち上げるように補正してやる必要があります。
"HIGH BOOST" 設定ではやり過ぎなので、"USER" 設定でカスタマイズさせてやる必要がありますが、
それには ARCP-2000 という有料 (税抜定価: 4,500円) のソフトが必要になってきます。
このことだけに投資するのも勿体ないので、TS-2000 は "OFF" 設定で諦めます。
何で ARCP-2000 だけは有料なんやろうか?
最近めっきり出番の少なくなった TS-950SDX です。
ネットで TS-950 について覧ていたら、隠しコマンドで Power ON することにより、
サブ受信機の受信周波数を拡張することができるという情報を見つけました。
私だけが知らなかったことかもしれませんが...
参考にさせていただいたのはこちらで、その元記事となっているのがここです。
TS-950SDX は2波同時受信が可能ですが、通常では同一バンド内でしか設定できず、
TS-990 のように異なるバンドに跨がった2波同時受信ということはできません。
ネットの情報によると、ソフト的に同一バンドに制限しているようで、
制限を解除することにより、
TS-950SDXでも異なるバンドでの2波同時受信が可能になるとのことです。
今さら感はありますが、早速自己責任でやってみました。
写真は、メインのRXを 14.000 MHz 、サブ受信機を 18.068 MHz に設定したところです。
もちろん、別のバンドの組み合わせも可能です。
TS-950SDX のモードが SUB になっていると、バンド切り替えのボタンが効きません。
サブ受信機の周波数を変えるには、MAIN モードにしておいて RX を希望する周波数に合わせ、
「RX ↔ SUB」ボタンを押せばできます。
※試される方は、あくまでも自己責任でお願いします。
お盆休みはオンエアできませんでしたので、二週間ぶりのQSOです。
50MHzをワッチしていたら、50.313MHzでJA5FFJ局がFT8でCQを
出しているのを見つけ、早速コールしてみました。
幸いすぐにレポートを送信してもらい、QSOがスタートしました。
先日の実験でAuto Sequenceが上手くいかず、ここから先はいささか不安でしたが、
今回はレポートを返すところまでは自動で進みました。
「受信終了→デコード→送信」までの時間がとても短い(約2秒)ため、
あれこれ考える時間的余裕もなく、気がついたらレポートをちゃんと返していた
という感じです。
その後、73の送出はマニュアルで操作しました。
あっという間に、FT8の1st QSOは完了してしまいました。
ネットで見て知ってはいましたが、やはりQSOはとても慌ただしく感じました。
Auto Sequeceは必要な機能だと思います。
その後、何度かFT8でCQを出したりしましたが、ほとんど空振りに終わりました。
夕方、唯一JM1SZY局からコールをいただきました。
今度はこちらがCQの立場ですが、Call 1stにチェックを入れておいたので、
勝手にレポート送出まで進んでくれました。
その後はマニュアル操作でQSO終了まで進めました。
FT8では2QSOだけでしたが、CQを出す側/コールする側の両方を
体験することができ、何となく感触は掴めたかと思います。
慌ただしさはありますが、短時間でQSOできるのは魅力的に思いました。
あと、今日はJT65でも2QSOしました。
本日は以下の4QSOです。
50MHz JT65A (2QSO): JL3CEY, 9M2/JE1SCJ
50MHz FT8 (2QSO): JA5FFJ, JM1SZY
QSOいただいたみなさま、ありがとうございました。
今日FT8の通信を試してみました。
と言ってもオンエアした訳ではなく、PC 2台を使ったマイク/スピーカーによる、
超アナログ的な音響通信の擬似QSOです。
いつもQSOに使っているメイン機 (iMac) からCQを出し、サブ機 (Macbook Pro) で応答させたところ、
メイン機からのレポート送出、サブ機からのレポート返信までは上手くいきますが、
その後はメイン機がレポート送出を繰り返すばかりです (本来なら、RRRを返すのだと思います)。
なので、サブ機からもレポート返信を繰り返し、そこから進みません。
メイン機をマニュアルでRRRを送出させてやると、サブ機からは73を送出しますが、
メイン機はRRRを繰り返すばかりで、マニュアルで73を送出しないとQSOがいつまでも完了しません。
逆にサブ機からCQを出し、メイン機でコールバックさせると、サブ機はレポートを送出します。
しかし、メイン機はコールバックを繰り返すばかりで進みません。
マニュアルでレポート返信させても、またそこから進みません。
どうやらメイン機であるiMacの方のAuto sequence動作がおかしいようです。
キャプチャー画面を撮っておけば良かった。
WSJT-X 1.8.0-rc1をダウンロードし直し、メイン機にインストールし直してみましたが、
症状は変わらずです。
同じソフトを使っているのに、なぜメイン機とサブ機で差が出るのかが、良くわかりません。
レポートなどはちゃんとデコードできていますし、ハードウェアに依存するとも思いにくいです。
メイン機の方が、スペック的には上のはずですし、そんなに負荷が掛かっていないと思います。
普段使っているメイン機の方が具合が悪いので、今後実際のQSOでどうなるか不安が残りました。
2017/9/3 追記
WSJT-X 1.8.0-rc2 が正式リリースされ、FT8 の Auto Sequence 動作は改善されたようです。
こちらに記事を書きました。
本日、仕事で外出したついでに総通に寄り、新しい無線局免許状を受けとってきました。
1.9MHz帯〜1200MHz帯の免許なのですが、今回電波型式を追加したので、
とうとう免許状が4枚になってしまいました。
今回の免許状には、備考欄に次のような記載がありました。
今回新たに決まったという訳でもないと思いますが、
1200MHz帯のアマチュア無線は二次業務なので、
一次業務の無線の邪魔にならないようにしなさいということですね。
前回の免許状は2016年10月に発行されたものですが、このような記載はありませんでした。
7月25日に電子申請で提出した、変更申請の審査が終了しました。
特に補正依頼なども受けませんでした。
これでFT8など新たなモードが追加されたことになります。
ただ電波型式の追加も行ったので、新しい無線局免許状の受け取りが必要です。
近いうちに、総通まで受け取りに行ってこようと思います。
今回は、電子申請が到達してから10営業日目で審査終了となりました。
7/25 到達
7/25 受付処理中
8/4 審査中
8/7 審査終了
これまでの経験上、近畿総通での電子申請の処理は、受付処理中→審査中までに
少し時間が掛かり、審査中→審査終了までは比較的短時間の傾向があるように思います。
簡単な申請内容でしたら、審査中→審査終了は即日ということもありました。
一方、四国総通にも電子申請を行ったことがありますが、こちらは受付処理中→審査中が
短く (即日もあり)、審査中→審査終了に時間が掛かるという傾向があるように感じました。
各総通によって、様々ですね。
2年ぶりに、フィールドデーコンテストに参加しました。
4大コンテストではありますが、固定局からの参加なので、いまいち力が入りません。
どのバンドで出ようか直前まで迷いましたが、Esが楽しめそうな50MHz CWにしました。
アンテナを二つ準備するのも面倒くさかったので、今回アンテナは2エレV型ビームのみです。
一応18:00過ぎからスタートしましたが、すぐに買い物に出かけたりしたので中断。
その後、夜はテレビを見たり他のことをしたりして、合間でのながら運用になりました。
二日目も8:30前からのスロースタート、やる気の無さが表れています。
結局72QSOで終了。
しかし、適度に楽しめました。
オンエアした時間帯では、二日目の9:00ぐらいに弱いEsが一瞬開けたぐらいです。
8エリアとは3QSOのみでした。
あと、8:30前後に1エリア (10, 15, 12, 14) と立て続けにQSOできました。
その直後に、7エリア (04) もQSOできました。
こちらのCQに対して呼んでいただいたので、ちょっとビックリです。
短時間のコンディションが良かった時間帯にQSOできて、ラッキーでした。
西方面は、台風の影響なのかあまり聞こえてきませんでした。
アンテナを北西向け固定にしていたのも、一因なのかもしれませんが。
大半は50WでQSOしましたが、時々お遊びでパワーを絞って、
5Wでコールしたりしてみました。
コールバックは無理かなと思われる状況でも、皆さんの耳が良かったのか、
実際はすんなりコールバックが有り、意外に5Wでもいけるのではないかと思いました。
ログはC50で提出予定です。
QSOいただきました各局、ありがとうございました。
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