デジタルモードの諸元について思うこと
最近、拙筆の記事へアクセスが増えました。
MSK144, QRA64のモード追加を申請
JT9E~JT9HのFastモード
デジタルモード追加の変更申請で、情報収集のためアクセスしていただいているのでしょう。
例えば、JT9 Fast の諸元をネットで調べてみると、上記記事内容と全く同じのものも見かけます。
皆さんの参考になり、少しでもお役に立っているのであれば、それは大変光栄なことと思います。
ただ、間違った情報を発信してしまうと、間違いのまま蔓延しかねないというリスクがあります。
いくら「自己責任で」と注意書きを謳っても、記事内容にも注意を払わなければなりません。
かく言う私も、最初はネットの情報をほぼ鵜呑みにしていましたので、人のことを言える立場ではありません。
ただ、調べていくうちに、色々と理解できてきたこともあります。
ある程度自分で納得した形で、諸元をちょっとずつ修正していっています。
制約条件の範囲内で、オリジナリティを出せたら良いなと、常々考えています。
先週、またデジタルモードの追加申請をしました。
JT9 Fastモードも今回追加しましたが、副搬送波周波数を1000Hz以下とはしませんでした。
副搬送波周波数は、1500Hz以上が望ましいと思います。
また、WSJT-Xでも、実際の副搬送波周波数は1000Hz以下に制限されている訳ではないと思われます。
そこで、JT9 FastだけでなくJT65やJT9 など、WSJT-Xで出せるデジタルモードの信号は、
制約条件の範囲内で、自由度の高い内容に修正しました。
その表現方法が私のオリジナリティかもしれません。
(中身は大したことありませんけど...)
そういうことを色々考えてみるのも、無線の楽しみの一つにしています。
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