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2015年12月の6件の記事

2015年12月30日 (水)

RTTY, PSK, SSTV用インターフェースの作製(その8)

プリント基板の穴開け、ソルダーレジスト塗布まで進みました。

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ソルダーレジストは紫外線硬化タイプを使っていますが、紫外線ライトを持っていないので、
太陽光を浴びせて硬化させています。
休みの日と天気の良い日が中々重ならず、結構時間が掛かってしまいました。
構想からちょうど1年、ようやくここまで来ました。

あともう少しで、組み立て作業に取りかかれます。


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2015年12月22日 (火)

フィールドデーコンテスト 2015の結果

本日、フィールドデーコンテストのLog Check Reportが届きました。
局数も少なかったこともあり、ワーニングや減点はありませんでした。

ということは、フィールドデーコンテストの結果も発表されているのではとJARLのHPを確認すると、
やはり掲載されていました。

今回はC144でエントリーしたのですが、局数が少なく、かつ固定局での運用(係数が×1)だったので、
大して期待はしていませんでした。
しかし結果を見ると、関西で3局中1位と入賞しており、ビックリしました。
ちなみに3局とも全て固定局でした。

フィールドデーで入賞したのは、今回が初めてだと思います。

2015年12月13日 (日)

2015/12/13のQSO

二週間ぶりのオンエアです。
50MHzのJT65で少し運用しました。

空振りCQの連発で、交信できたのはJG2AJKさんとの1QSOのみ。
寒くなってきたので移動局も少なく、SSBやCWも含め50MHzのバンド内が寂しいです。

夕方買い物に出かけましたが、これが本当に大失敗でした。
リグとパソコンは付けっぱなしにしておいたので、JT65のデコードが残っていたのですが、
17:00過ぎに帰宅して見てみると、何と30分ほど前にVKが入感していて、JAの局と交信していたようです。

20151213_0001

VK5POのCQは当局の超貧弱なアンテナでも-1dBで強力に入感していたようなので、
これなら交信できた可能性は充分にあります。
その後CQを何回か出すも時既に遅し。誰からも応答もなく、アンテナなどを片付けました。
とても残念です。

ちなみに、WSJT-Xをv1.6.0にアップデートしました。
JT4やWSPRなどにも対応したようですね。

2015年12月12日 (土)

TS-590Sのファームウェアアップデート (2.01から2.02へ)

TS-590S/D/Vのファームウェア Ver.2.02 リリースのお知らせメールが、Kenwoodから届きました。

今回は、運用モードを変更した後、スプリット機能が正しく動作しないことがある問題を修正したとのことです。
特に不都合を感じたことがありませんが、細かい修正も含まれていることを期待して、Ver.2.02への
アップデートを実行しました。

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2015年12月10日 (木)

24MHz帯以下のF2A、F2B、F2Dなどについて

まず、18MHz帯、21MHz帯、24MHz帯でA2Bが許可されないというネット上の情報は、色々と
調べていくと平成27年1月5日での改正より前の運用規則から来ているのではないかと思いました。

ただ、旧規則でもRTTY(直接印刷無線電信)やデータ伝送の電波発射は認められていませんでしたが、
自動受信の電信については特に制限されていないので、附属装置の諸元をきっちり記載していれば、
やはりA2Bは許可されたのではないかと思います。

屁理屈かもしれませんが、その考えでいけば3.8MHz帯でもF1BやA2Bなども許可される可能性が
有るのではないかと思います。


さて本題ですが、24MHz帯以下でF2AやF2B、F2Dの許可を受けておられる方がいるようですが、
どのような附属装置の諸元なのか興味があります。

ここでまず運用規則には、「24,990kHz以下の周波数の電波は、その占有周波数帯幅が3kHz以下の
ものに限り使用することができる。ただし、A3E電波を使用する場合については、この限りでない。」
との記載があります。
さらに、F2BやF2Dの占有周波数帯幅の計算は、2M+2Dk (k=1)と記載されています。

例えば、1.5kHz程度の副搬送波を用いてFMモードで送信すればF2AやF2B、F2Dなどの信号が
得られますが、ナローFMモードにしても最大周波数偏移が2.5kHz(幅としては±2.5kHz=5kHz)
もあるので、占有周波数帯幅は計算上 2.5×2+1.5×2=8kHz となってしまいます。

副搬送波の振幅レベルを絞ることにより、周波数偏移を下げて占有周波数帯幅を狭めることができますが、
これを3kHz以下に管理するのはとても困難だと思います。
FMモードの最大周波数偏移を下げるリグの改造も考えられますが、F3E使用時と切替が必要になり
かなり手間が掛かるように思います。

別の手段として、例えば第1の副搬送波をFSK信号として、さらに第2の副搬送波を第1の副搬送波で
周波数変調し、その第2の副搬送波をSSBで送信すればF2BやF2Dなどの信号が得られるはずです。
ただ第1の副搬送波で周波数変調した第2の副搬送波の帯域を3kHzに収める必要があるので、
周波数関係に無理がありそうに思います。

こんな複雑なことをしてまで、24MHz帯以下でF2AやF2B、F2Dの許可をもらうのかどうか、
考えてしまいます。もっと簡単に免許が下りる方法があるのでしょうか。

2015年12月 1日 (火)

A1B、A2B(18〜24MHz)、A3Fの追加申請完了

11/16に提出したデジタルモードの変更申請の第5段が、審査完了しました。

今回は、前回変更申請した内容で間違っていた部分の是正と、便乗での
電波型式の追加です。なお、デジタルモードの追加はありません。

今回の変更内容は、次のようなものです。

A1Bの追加(3.5〜1200MHz帯、但し10MHz帯は除く)
 前回 Hell schuriber を追加していたのですが、
 モードをF1B, F2Bとしていました。
 しかし、信号はASK(振幅偏移変調)なので、F1BやF2BではなくA1Bです。
 この是正をするために、A1Bの追加申請をしました。
 ただし、無線設備規則に占有周波数帯幅の許容値は500Hzと規定されていますので、
 申請した電波型式としては、500H A1B です。

18MHz帯、21MHz帯、24MHz帯にA2Bを追加
 ネット上の様々な情報から、理由も分からないままこれらの周波数帯ではA2Bは
 許可されないと思い込んでおりました。
 ただ既に免許を受けている方もおられるようですし、色々調べていくと許可されない
 理由が無さそうということが分かってきました。
 無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
 を読み解いていくと、「外国のアマチュア局との通信に限り使用することができる」
 という条件付きで電波の発射が可能ということが分かります。

A3Fの追加(28〜1200MHz帯)
 前回、J3F(静止画TV)を追加しましたが、今回はその元信号を全搬送波DSB(A3E)に
 乗せる方式としてA3Fを追加しました。元信号の帯域を3kHzに制限していますので、
 今回申請した電波型式は6K00 A3Fとしました。
 1200MHzでは、A3Fは一括コードに含まれています。
 SCFM方式のSSTVをA3Eに乗せたらA3Fになるとかならないとかいう議論がありますが、
 SCFMの信号自体が振幅変化しないので、AM変調にならないという意見が
 優勢なのかなと思います。
  ↑間違いです。電波法施行規則 第四条の二 に照らせば、A3F で間違いないです。

 静止画TVの信号は振幅位相変調なので、A3Eに乗せると歴としたA3Fになるはずです。

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