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2015年12月 1日 (火)

A1B、A2B(18〜24MHz)、A3Fの追加申請完了

11/16に提出したデジタルモードの変更申請の第5段が、審査完了しました。

今回は、前回変更申請した内容で間違っていた部分の是正と、便乗での
電波型式の追加です。なお、デジタルモードの追加はありません。

今回の変更内容は、次のようなものです。

A1Bの追加(3.5〜1200MHz帯、但し10MHz帯は除く)
 前回 Hell schuriber を追加していたのですが、
 モードをF1B, F2Bとしていました。
 しかし、信号はASK(振幅偏移変調)なので、F1BやF2BではなくA1Bです。
 この是正をするために、A1Bの追加申請をしました。
 ただし、無線設備規則に占有周波数帯幅の許容値は500Hzと規定されていますので、
 申請した電波型式としては、500H A1B です。

18MHz帯、21MHz帯、24MHz帯にA2Bを追加
 ネット上の様々な情報から、理由も分からないままこれらの周波数帯ではA2Bは
 許可されないと思い込んでおりました。
 ただ既に免許を受けている方もおられるようですし、色々調べていくと許可されない
 理由が無さそうということが分かってきました。
 無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
 を読み解いていくと、「外国のアマチュア局との通信に限り使用することができる」
 という条件付きで電波の発射が可能ということが分かります。

A3Fの追加(28〜1200MHz帯)
 前回、J3F(静止画TV)を追加しましたが、今回はその元信号を全搬送波DSB(A3E)に
 乗せる方式としてA3Fを追加しました。元信号の帯域を3kHzに制限していますので、
 今回申請した電波型式は6K00 A3Fとしました。
 1200MHzでは、A3Fは一括コードに含まれています。
 SCFM方式のSSTVをA3Eに乗せたらA3Fになるとかならないとかいう議論がありますが、
 SCFMの信号自体が振幅変化しないので、AM変調にならないという意見が
 優勢なのかなと思います。
  ↑間違いです。電波法施行規則 第四条の二 に照らせば、A3F で間違いないです。

 静止画TVの信号は振幅位相変調なので、A3Eに乗せると歴としたA3Fになるはずです。

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