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2014年11月の2件の記事

2014年11月23日 (日)

DC電源が故障?

10MHzと14MHzのMVアンテナを作り直したので、TS-590SをつないでアンテナのVSWRを測っていると、
受信状態にもかかわらず、急にリグに接続しているDC電源(アルインコのDM-330MV)が落ちました。
一瞬TS-590Sが壊れたかと冷やっとしました(結果的には違っていたようです)。

DM-330MVを見てみると、出力電圧が数Vまで落ちていて、また保護回路も働いています。
出力のどこかがショートしているかと疑いましたが、TS-590Sの電源ケーブルを外しても
保護回路は動作したままです。

修理かぁ?とうんざりしながら、DM-330MVを持ち上げたり動かしたりしてみると、出力電圧が正常になったり
異常になったりします。原始的な方法ですが、衝撃を与える(軽く叩く)と出力電圧の状態が変わるので、
どうも接触不良のような感じです。
フューズケース、ACコードの根元などを疑いましたが、どうもそこではなさそうです。

DM-330MVの背面パネルに、電圧を固定する「PRESET」というスライドスイッチ(写真の丸印部分)が
あるのですが、これを一旦ON/OFF繰り返して(最終的にはON)やると、症状は治まりました。
DM-330MVに衝撃を与えても、出力電圧は安定しています。

20141123_0001


何か気色悪いですが、 スイッチが中途半端な位置にズレて接触不良の状態になっていたと
勝手に理解し、とりあえずしばらく様子見で使っていくことにしました。

DM-330MVが復活?したところで、10MHzと14MHzは数局ずつQSOし、MVアンテナの飛び具合を
確かめることができました。

MVアンテナ製作に関しては、今更な感じがするので、記事は書かないことにしました。

2014年11月 2日 (日)

TS-950SDXのリグコントロール用インターフェースの作製2

先日、TS-950SDX用のリグコントロールインターフェースを作りましたが、
前回の製作記の内容に間違いのあることが判りました。

やはりTS-950SDXのシリアル通信仕様に合わせて、FT232RLの出力を論理反転する必要があります。
FTDI社から提供されている、"FT Prog"というソフトを使い、EEPROMのデータを書き換えます。
具体的には、"Hardware Specific"の下の"Invert RS232 Signals"の項目で、
Invert TXD, Invert RXD, Invert RTS#, Invert CTS#の4つにチェックマークを入れて、出力極性を反転させます。
その内容でEEPROMに書き込めば、OKです。

20141102_0001

結局、これらの信号の極性を反転しないと、リグコントロールはできませんでした。


出力の極性反転を設定後、ハムログでリグコントロールを試してみますと、2テンポぐらい遅れますが、
Clearボタンを押さなくても周波数は自動で追従します。モード変更時は、直ぐに反応します。

14.000MHz USBの状態を読み込んだところです。ちゃんと周波数とモードを読み取っています。

20141102_0002


次に、CTESTWINでもリグの情報を読み込ませてみます。
Band Mapでは、ちゃんと14.00000MHzと周波数の状態を正確に読み込んでいます。
しかし、周波数リストでは、13.999MHzとなっており、微妙なズレが生じています。
周波数を変えてみると、ズレが有ったり無かったりと、常に一定のズレが生じていると言うわけではなさそうです。

20141102_0003

この理由は不明ですが、さして影響は無く、実用上は問題ないと思いますので、特にこれ以上追求はしません。


まだケースに収めていませんが、とりあえず今回のインターフェースの作製は完結です。

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