TS-950SDX 電解コンデンサ交換(1)
長い間放ったらかしにしていたTS-950SDX、所々不調な部分も見受けられます。
ド素人の私には何の技術もありませんが、そろそろ劣化が心配な電解コンデンサぐらいは
交換してみようと、少しずつ始めてみることにしました。
ド素人が下手にリグの内部を弄ると、益々壊してしまい、かえって修理代が高くつく恐れが
ありますが、単に自己満足のためにやってみたかったのです。
分解が面倒なユニットは、手を付けるのを躊躇しそうですが、まずは電解コンデンサが
多用されているAF UNITから着手しました。
基板にはコネクタがいっぱい繋がっています。元に戻すときに間違えないよう、まずは
コネクタに番号を記入したシールを貼り付けていきます。
左側2/3がAF UNIT。番号シールを貼り付けて、コネクタを全て抜いた状態です。
交換用のコンデンサは、ニチコンのFine Goldにしました。
オーディオ用の電解コンデンサを使用する意味は特別にはありませんが、
値段が一般用の電解コンデンサとほぼ同額で買えることと、パッケージの色が
違い、どのコンデンサを交換したのかが一目瞭然なので、FIne Goldを採用
しました。これも、完全な自己満足に過ぎません。
ただ難点もありました。同じ容量・耐圧で比較すると、Fine Goldの方が外形が
大きいので、電解コンデンサが密集している部分への実装は、かなりキツキツでした。
AF UNITで交換したコンデンサは50個以上、疲れました。
このユニットでは、液漏れしたコンデンサは見られませんでした。
電解コンデンサを交換後、コネクタを元通り接続してリグを通電。
問題なく動作しました。改善も改悪も、特に変化の気配は感じられません。
次は、DSPユニットあたりに手を付けようかと思っています。
ボチボチ進めていきますので、全て完了するまで、かなり時間が掛かりそうです。
最近のコメント