京都コンテストの時期がやってきました。
例年は50MHz以上のV/UHF帯でコンテストに参加していましたが、今年はHFを含め
自宅からできるだけ多くのバンドに出てみることにしました。さすがに1.9MHzはQRV
できませんので、3.5MHzから1200MHzまでの全バンドでQSOするのが目標です。
リグはTS-2000SXなので問題ないのですが、アンテナが問題です。
3.5MHz、7MHzはMVアンテナ。21MHz、28MHzは短縮ダイポール(HFV-5)。
50MHzは2エレΣビームかアローライン、144MHz以上は八木でいくことにしました。
残る14MHzのアンテナが悩みどころです。HFV-5でも良いのですが、帯域が狭いので
CWとSSBのどちらかしか出られません。そこで急遽MVアンテナを作ることにしました。
14MHz MVアンテナは初日の午前中から作製に取りかかり、午後には調整まで
完了しました。
そのほかのアンテナも夕方までに準備し、調整も前もって済ませました。
21MHzと28MHzのHFV-5は、SSBの周波数帯に合わせておきました。
狭いベランダが、足の踏み場も無いくらい散らかってしまいました。
全バンドのアンテナをいっぺんに設置できないので、バンドチェンジ毎に
アンテナも取り替えることになります。このため、5〜10分のロスタイムが
必ず発生してしまいます。
さてQSOの結果ですが、
3.5 60
7 95
14 17
21 12
28 13
50 37
144 33
430 42
1200 14
Total 323
入賞にはほど遠いですが、まあ目標としていた全てのバンドでQSOできたので、満足です。
今年はオールバンドでがんばっておられる方が、遠征組含めて3〜4名
おられました。優勝争いのレベルは高いのではないかと思います。
今回のコンテストでも、いろいろとハプニングなどありました。
まず、144MHzでトラブルに見舞われました。
いつになくALCメーターが振れており、パワーが30Wぐらいしか出ていません。
おかげで、QSO数が伸びません。アンテナを組み立て間違えたか、またはリグが
故障したかと一瞬疑いました。
その後、1200MHzも同じ同軸を使ったのですが、同じようにパワーが5Wぐらいしか出ません。
同軸を交換したら10W出るようになりました。おそらく144MHzも同じ原因だったと思われます。
21MHzで小笠原からコールいただきました。OGというマルチをもらうのは初めてです。
あと、3.5MHzと7MHzのSSBにもQRVしましたが、何と、約20年ぶりです。
現在では7.1MHz以上でもQSOできますが、オフバンドしているようで、気持ち悪いです。
まだログは整理できていませんが、今年はマルチAでエントリーしようと思います。
QSOいただきました各局、ありがとうございました。
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