10MHz用マイクロバートアンテナの製作
三連休の最終日、今度は10MHzのMVアンテナを作ってみました。
材料は7MHz MVアンテナと同じです。
コイルは、VP-25の塩ビパイプに1.2mmのポリエステルエナメル線を
巻いたもので、23回巻きから調整を始め、最終的に19回巻きとしました。
ラジエータは、Φ25mm 1mのアルミパイプにΦ22mmのアルミパイプを
継いだもので、調整後の長さは1.38mとなりました。
カウンタポイズの同軸は3D-2V 5.8mとし、両端にそれぞれMP-3、MJ-3Xの
コネクタを付けています。
RFチョークは、いつもCMフィルタとして使っている、FT240-43に3D-2Vを
15回W1JR巻きしたものです。
リグで測定したSWRは、バンド内で1.3以下となり良好です。
HFV5改との比較では、SWRはMVの方がブロードな特性でした。
受信比較では、シグナル/ノイズともほぼ同等の結果です。
送信比較は行っていません。おそらく大差なしではないかと思います。
MVアンテナの方がコンパクト・軽量かつSWRがブロードなので、
うちの環境ではこちらに軍配が上がります。
飛びの方も確認してみたくなりましたが、コンディションが良くないのか、
バンド内が閑散としているように見えます。
8エリアのOMがCQを出しているのを見つけコール。すぐにコールバック
してもらい。QSOできました。
その後CQを出してみるも、ほとんどが空振りです。それでも何とか、
8エリアと7エリアの方と1局ずつQSOできました。
物足りなさを感じましたが、今日はこれだけで終了。
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