430MHzを8エレにスペックダウン
この週末、関西VHFコンテストに参加するため、自宅の狭いベランダに28〜1200MHzの
アンテナを展開しました。
ただこれだけのアンテナを上げるには、以前作った430MHz 12エレは大きすぎるので、
思い切ってブーム長1mの8エレにスペックダウンさせることにしました。
アンテナ固定で使うのであれば、ビームパターンがブロードな方がむしろ良いのではないか
と思います。
ブームは、12エレと同じ15mmのアルミ角パイプです。
MMANAを使い、12エレと同じ給電インピーダンスとなるように、ビームパターンとF/B比を
見ながら、カットアンドトライでエレメント間隔を調整しました。
上が今回の8エレ、下が昨年末作製の12エレのシミュレーション結果
ある程度シミュレーションできたところで、実際にブームにエレメントを仮止めして、
SWRを測定すると、およそ1.2程度。まずまずなので、ブームにねじ穴を開けて、エレメントを
ネジ止めしました。
ブーム長が2mから1mへと半分になり、かなりコンパクトになりました。
マストに取り付け、SWRを再測定しても、1.1〜1.2なのでこれでOKとします。
実際に関西VHFコンテストで使いましたが、特に受信、送信とも悪くなったとは思えず、
正直あまり変わらんという印象です。
ただコンテスト参加局が少なかったので、どこまで飛ぶのかなどはわかりませんでした。
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