平衡度メータの作製 (5)、完成
不足していた部品も揃え、先週作製し直した基板を用いて、
この週末に組み立てました。
基板が組み上がったところで仮配線し、動作チェックをしました。
概ね期待どおり動作しているのを確認したので、ケースに組み込む
ことにしました。
プラスチックケースなので加工が楽なのですが、面倒くさがりの
私にとっては結構苦痛な作業でした。
基板をケースに取り付け、全ての部品を配線して完成しました。
おもて面はこんな感じですが、メータにもケースにもレタリングなど
してませんので、すごく素っ気ないです。
全くデザインセンスが無いと、自分でもつくづく思ってしまいます。
電源は、安物のACアダプタ(9V)から供給しています。
ACアダプタから電源を供給すると、バランスがとれている状態では、
メータはセンタを指しています(半固定抵抗で調整)。
バランスが崩れると、メータが左右どちらかの方向に振れます。
ロータリーSWを切り替えると、メータの振れの感度を変えられます。
今回メータはケチってラジケータにしましたが、やはりちゃんとした
電圧計の方が良かったかなと思っています。
被測定物までのリード線も8cmと短くしたつもりですが、
可能ならもっと詰めるべきと思います。
HF用のバランなら問題なく平衡度を見られると思いますが、今回
作ろうとしている144MHz用のバランではちょっと苦しいかも
しれません。やってみないと判らないです。
これでようやくバランの作製(実験含む)へ移行できそうです。
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