平衡度メータの作製 (4)
先週作製に失敗したプリント基板ですが、今週再作製しました。
プリントパターンも、基板CADのEagleを使ってアートワークし直しました。
今回はプリントパターンをOHPではなく、インクジェット用紙に印刷し、
転写する方法を試してみました。
インクジェット用紙は、Webで評判の良いものを準備しました。
結果は上出来です。一回目は転写が足りなくて、大きくパターンの欠けた
部分がありましたが、二回目充分にアイロンを擦りつけてやると、とても
くっきりしたプリントパターンが転写できました。
OHP方式に比べ、パターン潰れがほとんどありません。
エッチング、穴開けを済ませ、組み立て開始しましたが、ここで二点
問題が発生しました。
一つ目は、準備していたつもりの部品(抵抗)が足らないこと。
もう一つは、プラケースに組み込んだとき、内部の突起物と基板用の
スペーサー位置が干渉してしまうことです。
どちらも計画的に物事を進めなかったことの結果です。
ここまでは、昨日の作業内容です。
というわけで、本日再度基板作りからやり直すことにしました。
位置合わせのため、プリントパターンを若干修正し、昨日と同じ手順で
転写行いました。今日は一発でOKでした。
エッチング、穴開けまで済ませたとこで今日は終了しました。
右が昨日作製した基板、左が今日再作製した生基板です。
光の加減でパターンが荒れて見えていますが、実物はきれいに仕上がっています。
進捗は超スローペースですが、今回はプリント基板作製の良い勉強に
なりました。
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