HFV5で10MHz (2)
先日購入したφ1.5mmのステンレス棒 1m×2本を、それぞれ55cm, 45cmに
切り分けました。
55cmの方はHFV5の10MHz用に、45cmの方は18MHz用に使います。
今日は10MHzに再トライすることにしました。
まずは14MHz用のコイルに55cmに切ったステンレス棒を差し込みます。
先日の実験で、コイルから先のエレメント長が49cmぐらいで良さそうだったことが
判っているので、ひとまず49cmで仮止めしてHFV5を組み立てました。
そして、先週準備したベランダアンテナの取り付け器具(フェンスベース、マスト)に
HFV5を固定してみました。
写真のように、ベランダから水平方向にV型のダイポールを突き出しています。
コイルは10MHz用しか装着していません。
エレメントをステンレス棒にしたので、垂れが少なく見栄えは良いです。
日中出かけることになったので、作業の続きは夕方帰宅してからになりました。
エレメント長の調整は、アンテナアナライザを用いて行いました。
最終的に、エレメント長は左右とも47.2cmとしたところで、
f=10.115MHz, R=83Ω, X=0Ω, SWR=1.6
となりました。建物の影響を大きく受けており、SWR=1.6がベストでした。
基本はやっぱり建物からできるだけ離すことですね。
早々にリグをセッティングし、アンテナを接続してSWRを測定してみました。
アンテナアナライザでの測定値と概ね一致しています。
やはり短縮率が大きいため、SWRの下がる帯域はとても狭いです。
適当にワッチし、聞こえてきたHL局を呼んだら一発でピックアップしてもらえました。
その後1エリアの移動局も呼び、何度かコールサインを聞き返させられましたが、
何とかQSOできました。今日は2局で終了です。
明日も少し10MHzを聞いてみようと思っていますし、できたら18MHzの調整も
してみたいと考えています。
« ベランダアンテナの取り付け器具 | トップページ | HFV5で10MHz (2) QRV結果 »
「無線(アンテナ)」カテゴリの記事
- HFV5 28 MHz 帯用エレメント改造計画(2025.03.30)
- アンテナの利得に関する勘違い(2024.08.04)
- HFV-5 の調整エレメント長 (18 MHz 帯、21 MHz 帯、24 MHz 帯、28 MHz 帯)(2023.05.27)
- 1200MHz 10エレループアンテナの検討(2022.12.26)
- MMANAで円形ループアンテナのシミュレーション検討(2022.12.11)
コメント