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2012年10月28日 (日)

バラン製作の準備:分岐導体型バランの実験

先週製作した平衡度メータを使い、バランの実験をしてみました。

まずは、平衡−不平衡をミスマッチさせた状態でどうなるかのチェック。
平衡度メータを、リグに接続された同軸ケーブルに直接接続します。
周波数は145MHz、出力は1Wです。

201210280001

写真では見にくいですが、メータが大きく右側に振れており、バランスが
崩れていることがわかります。
接続を逆にすると、当然ですがメータは左側に大きく振れます。

次に、市販のバランを通した場合について、確認です。。
手持ちのHFV-5に付属していたバランですが、144MHzまでは使えないので、
50MHzで測定することに。

201210280002

若干メータが左側に振れていますが、概ね平衡に変換されているように
見られます。

さて、本題の144MHz用の分岐導体型バランでは、どうなるでしょうか。
今回分岐導体型バランは、動作実験用として、暫定的に3D2Vを使って作っています。
分岐導体の長さは、1/4λ×短縮率 0.97の約50cmとしています。
本体同軸との間隔は、約2cmです。

201210280003

これも少しメータが左に振れていますが、適当に作った割には、まあまあ
動作しているのではないでしょうか。
でもこんな方法で、バランの動作がちゃんと測れているのでしょうか。
そんな不安もあったので、一応分岐導体を外しても測り直しました。
分岐導体を外すとメータは大きく振れ、やっぱり分岐導体の有無で差異が
認められます。こんなんでも、一応バランのような動作をしているのでは
ないでしょうかね。

あと、シュペルトップバラン、フロートバラン(コモンモードフィルタ2種類)
についても同じように実験してみた結果です。

 シュペルトップバラン  効果なし(シュペルトップ部 26cm)
 フロートバラン1    効果なし(FT240#43に3D2VをW1JR巻き15回)
 フロートバラン2    多少効果あり(5D2Vにスリーブコア15個通し)

シュペルトップバランについては、機会があれば以前悩んでいた、色々な
長さで実験してみたいと思います。

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無線(アンテナ)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。

430のシュペルトップを作ろうと思い、その長さについて調べて、そのあたりをtwitterに書いたところ、分岐導体型バランというものを教えてもらいました。そして、その分岐導体型バランについて調べてこちらにたどり着きました。
分岐導体型バランの作例はほとんど見つからないという状況です。

そこで、できればお教えいただきたいのですが、こちらの例では2cmの間隔を取っているようですが、これは必要なのでしょうか?その算出方法はどのようになさったのでしょうか?

また、そもそもの構造ですが、給電側の同軸の芯線を、分岐導体を通じて外部導体に接続すると認識しているのですが、それで合っているでしょうか?そうであれば、分岐導体は同軸ケーブルである必要はないと思うのですが、この点はいかがでしょうか?

突然の質問ですみませんが、お教えいただけると助かります。

jh4vajさん、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。

分岐導体バランの同軸ケーブルと分岐導体との距離は適当です。
分岐導体と同軸ケーブルの外部導体(編組線)とで1/4λの伝送路が形成されますので、
距離が近すぎると短縮率が変わってきますし、遠すぎると伝送路長に誤差が出てしまいます。
ですので、予備実験では2cm、最終的には3cm(だったと思います)で作りました。

仰るとおり、分岐導体の分岐点側は同軸ケーブルの外部導体に、給電点側は同軸ケーブルの
内部導体(芯線)にそれぞれ接続しています。
分岐導体は同軸ケーブルである必要はなく、単なる導体棒でも良いと私は思っています。

ちなみに、給電点で分岐導体と同軸ケーブルの内部導体を接続しなければ、シュペルトップバランと
同じ動作になりますね。拙筆のブログにコメントいただいた方が実験なされているようです。

私も現在430MHzのアンテナを作りたいと計画中ですが、ループアンテナとかバランレスでOKなものを考えています。
余計な回路を入れて利得をロスするよりは、バランレスの方がましなのではと思っています。

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