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カテゴリー「無線(リグ・周辺機器)」の29件の記事

2018年7月 4日 (水)

ヘッドホンアンプとリグとの接続

先日完成したヘッドホンアンプをリグに接続して使っていますが、
リグのヘッドホンジャックではなく、外部スピーカー端子へ接続するのが良いです。

ヘッドホンジャックに接続すると、先日調べたとおり 120 Ω と 2 µF の LPF (カットオフ周波数 663 Hz)
を通す形になるので、ハイカットの音になってしまいます。

TS-590 を使っていたときはあまり気になりませんでしたが、TS-2000 では顕著なハイカット音でした。
TS-2000 の外部スピーカー端子から信号を取ると、ちょうど良い感じでした。

2018年4月22日 (日)

ヘッドホンのインピーダンスとリグ接続時の影響について

先日買った、ゼンハイザーのヘッドホン HD206 を TS-590S に繋いで聞いてみました。


先代のパイオニア SE-M380J と比べて HD206 は落ち着いた大人しい感じで聞こえますので、
了解度は若干劣るのかもしれません。もう少し使い込んでから見極めたいと思います。
それよりも、同じ AF ボリューム位置で比べて、やはり HD206 の音量が小さいことが気になります。


ヘッドホンのインピーダンス、音圧レベルのカタログスペック値を比べてみると、
 HD206 : インピーダンス 24Ω, 音圧レベル 108 dB
 SE-M380J : インピーダンス 32Ω, 音圧レベル 105 dB

となります。

アンプの出力インピーダンスが充分低く、ドライブ能力もある場合は、
ヘッドホンのインピーダンスが小さいほど、音量は大きくなるようなので、
スペック的には HD206 のほうが有利に思えます。
また音圧レベルも HD206 の方が 3dB ほど高いので、HD206 の音量が小さくなる要因は見当たりません。


不思議に思ったので、ネットで拾ってきた TS-590 のサービスマニュアルで回路図を調べてみました。
ちょっと端折って書いていますが、下図のような構成になっています。
20180422_0001

ヘッドホンの信号はスピーカーと共通で、L と R に分配後、直列に 120Ωの抵抗を入れて分圧し
信号レベルを合わせているようです。
すなわち、TS-590 のヘッドホン端子の出力インピーダンスは、120Ωに見えています。
※サービスマニュアルの回路図では、片側のコンデンサが抵抗のアンプ側に接続されていますが、
 これは間違いだと思います。基板のパターン図から追いかけると、上図のとおりです。


ヘッドホンを駆動するには、ヘッドホンに電力を供給しなければなりません。
※ヘッドホンに掛かる電圧だけが必要なのでは無く、コイルを駆動させる電流が重要です。
ヘッドホン端子の出力インピーダンスが 120 Ωでは、最大電力が得られるヘッドホンのインピーダンスは
120Ωだと思います。
これは、インピーダンスマッチングの考えと同じです。
このとき、ヘッドホンのインピーダンスが120Ωより小さい場合、インピーダンスが小さければ小さいほど
ヘッドホンに得られる電力が小さくなってしまいます。

なので、インピーダンスが24Ωの HD206 の方が音量が小さいのも理解できます。

TS-590 の取扱説明書では、ヘッドホン端子の仕様は 4〜32 Ω (標準 8Ω) となっています。
とてもじゃないけど、4 Ωや 8 Ωのヘッドホンでは充分な音量が得られるとは思い難いです。


アンプの出力インピーダンスが充分に低い場合、例えば 1Ωだったとすれば、
計算上は ヘッドホンのインピーダンスが 1Ωのときに最大出力が得られるはずです。
なので、一般的にヘッドホンのインピーダンスが小さいほど、音量は大きくなると言われているのだと思います。


ヘッドホンのインピーダンスは一定ではなく、周波数によって変化するようです。
大体において、周波数が高くなればインピーダンスも高くなるようです。
周波数が高くなると、ヘッドホンのコイルに流れる電流が小さくなるからだと思います。

上記の考察からすると、ヘッドホン端子の出力インピーダンスが 120Ωだったとすると、
周波数が高くなればヘッドホンのインピーダンスが高くなり 120Ωに近づいていくので、
音量が大きくなるように考えられます。つまり高域が強調された音になる可能性があります。
2 µF のコンデンサが付いているのは、それを補正するためのローパスフィルタ用ではないかと推察します。


ところで、他のリグはどうなっているか、少しだけ調べてみました。
手持ちの TS-2000SX では、TS-590 に準じた回路でした。
ヤエスの FT-DX3000 も、コンデンサは無かったものの同じような構成で、100Ωの抵抗が直列に入っていました。
FT-DX5000 はさすが高級機です。ヘッドホン専用のアンプを設けているようです。


では、どうするのが良いかと考えましたが、ヘッドホンアンプを外付けすることが良さそうです。
電流駆動型アンプ、もしくは電流帰還型アンプだとインピーダンスの影響を受けにくそうです。
時間を見つけて、自作してみたいと思っています。

2018年4月10日 (火)

無線用のヘッドホンを買い替え

無線用として五年ほど使っていたヘッドホン、パイオニアの SE-M380J が、この週末壊れました。
壊れたと言っても、電気的に壊れたのではなく、ハウジングの付け根の可動部分が割れてしまったのです。

20180410_0001


応急処置的に、瞬間接着剤とグルーガンで固定し、ビニルテープで巻きました。
おかげで、片側だけハウジングが可動しなくなり、フィット感がイマイチです。
イヤーパッドもへたってきていたので、買い替えることにしました。


25 年前ぐらいに、型番は忘れましたがゼンハイザーのヘッドホンを買ったことがあります。
値段は 30k円ぐらいだったと思います。
それを初めて聞いたときの感動は、今でも記憶に残っています。
リグに繋いで聞いてみても非常に聞きやすく、しばらく無線用としても使っていました。

今回もゼンハイザーのヘッドホンが欲しくて、ネットで探していると、エントリーモデルの HD206 を見つけました。
価格も 5k 円程度なので、これぐらいなら何とか手が出ます。
オーディオマニアでも無いので、私にはこれぐらいでも充分です。
早速、会社帰りに梅田のヨドバシに寄って買って帰りました。

20180410_0002


リグに繋いで聞くのは週末までお預けですが、PC に繋いでみて聞き比べをしてみました。

パイオニア SE-M380J は、かなりこもった感じの音です。
しばらく使っていたら慣れてしまいましたが、聞き比べてみるとよく分かります。
ボーカルはガツンと前に出た感じがするので、人間の声の周波数あたりが強調された
特性になっているのでしょう。

ゼンハイザー HD206 は、こもり感がなく、割とクリアかつ大人しい感じがしました。
ただ、以前買ったゼンハイザーのような感動は、感じられなかったのは残念です。
値段相応なので、仕方ないのかもしれません。
なお、インピーダンスが 24Ω と少し低いのでのですが、なぜか
音量を少し上げ目で使う必要があります。


さて、無線用途としては、どうなんでしょうね。
週末が楽しみです。

2018年2月28日 (水)

TS-2000 シリーズが生産終息に

中部特機産業 金沢店さんのブログによると、とうとう
Kenwood TS-2000 シリーズが2018年3月末をもって生産終息
となるようです。
出典:https://www.chutoku.co.jp/b_kanazawa/ts-2000シリーズ販売終息のお知らせ/

Kenwood のホームページでは、まだ発表されておらず、現行発売品として扱われています。


1.9 MHz から 1200 MHz までオールインワンのリグは、他に IC-9100 ぐらいでしょうか。
(しかも、IC-9100 の 1200 MHz はオプション追加が必要で、技適から外れる)
それも有ってか 2000 年に発売されてから 18 年、後継機が出ることも無く、
超ロングセラー製品となりました。

そのため、新スプリアス規格に対応しているもの、していないものがあったり、
技適番号がいくつもあったりします。
送信終段トランジスタも、初期型はバイポーラトランジスタですが、途中から FET に
変更されており、リグ内部でのマイナーチェンジも行われているようです。


私もオールインワン機が欲しくて購入しました。
耳が悪いやら、音がこもって良くないやら、あまり良い評判は聞こえてきませんが、
私自身は結構気に入って使っていますので、これからも長く使い続けたいなと思います。

2017年8月27日 (日)

TS-590でデジタルモードを運用するときの受信イコライザー設定

TS-590には受信イコライザー機能が搭載されています。
受信イコライザーをOFFで使っていましたが、取扱説明書などを改めて見ると、
1kHz以上の高域を少し落とすような特性にしています。

好みは有るでしょうが、SSBでは大して問題にはならないと思います。
しかし、デジタルモードではあまり好ましくないように思います。

受信イコライザーの設定で "FLAT" を選ぶと、帯域内の特性をフラットにすることができます。
デジタルモードの時は、受信イコライザーの設定を "FLAT" に設定するのが
良いのではないでしょうか。

TS-590では、この受信イコライザーの設定を、モード毎に別々に保存することができます。
TS-590でデジタルモードを運用するときは、USB の DATA モードを使っていますので、
この DATA モード時の受信イコライザーを"FLAT" に設定してみました。

20170827_0001


受信イコライザーの設定で、どのくらい特性が変わるのか、簡易的な方法で見てみました。
下図は無信号時のノイズを、Wave Spectra で測定したものです。
受信帯域設定は、SHIFT 1500Hz、WIDTH 2500Hz としました。
※DATA モードは、通常 SHIFT 1400Hz、WIDTH 2000Hz で使っていますが、
 "OFF" と "FLAT" の差が分かりにくかったので、帯域を拡げて測ってみました。


まず、受信イコライザーが "OFF" の状態です。

20170827_0002


次に、"FLAT" の設定です。

20170827_0003


これでも分かりにくいですが、"OFF"だと 1.5kHz ぐらいから落ち始め、
2.5kHz では 2〜3dB ぐらい落ちているように思います。
デジタルモードでよく使う周波数領域なので、やっぱり "FLAT" に設定した方が良さそうに思えます。


参考までに、普通のSSBモードは普段 LOW 0Hz、HIGH 4000Hz で使っていますが、
これで受信イコライザーの差を見てみると、

受信イコライザーが "OFF"

20170827_0004


受信イコライザーが "FLAT"

20170827_0005


これだと、結構差がハッキリ分かります。
受信音を聞いてみると、"FLAT" 設定だとシャリシャリ音が目立ち、聞いていて少し疲れます。
SSB は受信イコライザー OFF の方が良いです。


ところで、TS-2000でもデジタルモードを運用することがありますが、こちらはどうでしょう。
TS-2000にも受信イコライザーがありますが、取扱説明書を見ると "OFF" がフラットな特性らしいです。

しかし、TS-590と同じようにWave Spectraで調べてみると、TS-590の "OFF" 設定のように、
高域が落ち気味となっています。
フラットな特性にするには、高域を持ち上げるように補正してやる必要があります。
"HIGH BOOST" 設定ではやり過ぎなので、"USER" 設定でカスタマイズさせてやる必要がありますが、
それには ARCP-2000 という有料 (税抜定価: 4,500円) のソフトが必要になってきます。
このことだけに投資するのも勿体ないので、TS-2000 は "OFF" 設定で諦めます。

何で ARCP-2000 だけは有料なんやろうか?

2017年8月26日 (土)

TS-950SDX SUBの受信周波数拡張

最近めっきり出番の少なくなった TS-950SDX です。


ネットで TS-950 について覧ていたら、隠しコマンドで Power ON することにより、
サブ受信機の受信周波数を拡張することができるという情報を見つけました。
私だけが知らなかったことかもしれませんが...

参考にさせていただいたのはこちらで、その元記事となっているのがここです。


TS-950SDX は2波同時受信が可能ですが、通常では同一バンド内でしか設定できず、
TS-990 のように異なるバンドに跨がった2波同時受信ということはできません。

ネットの情報によると、ソフト的に同一バンドに制限しているようで、
制限を解除することにより、
TS-950SDXでも異なるバンドでの2波同時受信が可能になるとのことです。


今さら感はありますが、早速自己責任でやってみました。

20170826_0001

写真は、メインのRXを 14.000 MHz 、サブ受信機を 18.068 MHz に設定したところです。
もちろん、別のバンドの組み合わせも可能です。

TS-950SDX のモードが SUB になっていると、バンド切り替えのボタンが効きません。
サブ受信機の周波数を変えるには、MAIN モードにしておいて RX を希望する周波数に合わせ、
「RX ↔ SUB」ボタンを押せばできます。


※試される方は、あくまでも自己責任でお願いします。

2017年1月 1日 (日)

TS-2000SXの周波数安定性

今日TS-2000SXでJT65のQSOをしていたとき、QRHが気になりました。

電源ON直後の周波数変動は仕方ないとして、充分にエージングしてから
送信しているにも関わらず、どうもQRHを起こしているようです。
WSJT-Xのモニタを見ていると、常時入感しているビート波のウォーターフォールが
JT65を送信する度に少しずつ(5~10Hz程度)ずれていきます。

部屋の暖房をつけていなかったので、長時間エージングしていても、
受信状態では充分に温度が上がらないようです。
ただ、TS-2000SXは±0.5ppmTCXOを標準装備とのことですが、
144MHzの±0.5ppmは±72Hzなので、こんなもんでしょうかね。


同様にTCXOを実装しているTS-590Sでは、同じような環境でも
QRHが気になったことはありません。

430MHzや1200MHzでJT65などを送信するときは、特に冬場は
注意した方が良さそうです。

部屋を暖かくしておいたら良いというだけかもしれませんが...

2016年12月 4日 (日)

TS-590Sのファームウェアアップデート (2.02から2.03へ)

いつもならファームウェアのアップデートがあったときは、Kenwoodからメールが届くのですが、
今回はまだメールが来ていません。
たまたまKenwoodのホームページを見ていて、2016年11月17日にTS-590S/D/V用の
ファームウェア V2.03がリリースされていることを知りました。

今回は、内蔵アンテナチューナーが正しく動作しない場合がある不具合を修正したとのことです。
早速、ラジオコントロールプログラム ARCP-590で設定のバックアップを取り、ファームウェアを
Ver.2.02からVer.2.03にアップデートしました。

20161203_0001


TS-590Sは生産中止品となって時間が経ちますが、まだファームウェアアップデートを
サポートしていただけるのは、大変ありがたいことだと思います。

2015年12月12日 (土)

TS-590Sのファームウェアアップデート (2.01から2.02へ)

TS-590S/D/Vのファームウェア Ver.2.02 リリースのお知らせメールが、Kenwoodから届きました。

今回は、運用モードを変更した後、スプリット機能が正しく動作しないことがある問題を修正したとのことです。
特に不都合を感じたことがありませんが、細かい修正も含まれていることを期待して、Ver.2.02への
アップデートを実行しました。

20151212_0001

2015年8月 9日 (日)

Windows10にアップグレードした結果・・・

メイン機のiMac(Windows7)は急いでWindows10にアップグレードするつもりが無かったのですが、
タスクバーの予約ボタンをポチッと押したところ、予想に反していきなりダウンロードが開始されたので、
そのままの勢いでアップグレードまで進めてしまいました。

気になる無線関係のソフトですが、HAMLOG、CTESTWin、MMTTY、ARCP-590等々、大きな動作
不具合は無さそうな感じで、ホッとしました。

ただ一つ困ったことがあり、FSKのキーイング用に使っていたUSB−シリアル変換器のドライバが
Windows10に対応しておらず、使えなくなってしまいました。

20150809_0001


日本橋の千石電商で買った安物で、チップはProlificのPL2303を使っていると思いますが、
バージョンが古くてドライバーのアップデートが止まっています。
ということで、このUSB−シリアル変換器は現役引退になってしまいました。
RTTYは仕方なく、当面USBオーディオ経由のAFSKでします。

(8/28追記)
JP1LRTさんから貴重な情報をいただきました。
下記からダウンロードできるドライバーをインストールすれば、Windows10でも使えるようになります。
http://www.ifamilysoftware.com/news37.html

私のPCでもWindows10で動作することを確認できました。
ただし、「自己責任で!」とのことです。